22インチ鍛造で魅せる大人フォルム
レクサスは旧モデルであろうとも、その存在感は輝き、魅力を失うことはありません。そこで今回は、カスタマイズベースで人気の先代「RX」にクローズアップ。今回は、日産「エルグランド」から「RX450h Fスポーツ」に乗り換えた“えるクロ”さんの愛車を紹介します。全体はシンプルでまとめつつ、さりげなくスポーツテイストを取り入れたコーディネートに注目です。
ほのかにスポーツ感を加えたカーボン使いが秀逸
「他人と被らない車種で自分好みに仕上げたかった」
と語る“えるクロ”さんは、もともと日産E52型「エルグランド」に乗っていたが、次の相棒に選んだのがこのレクサス「RX」だった。この「RX450h Fスポーツ」の純正自体ももちろん気に入っていて、3.5Lのエンジンが採用されているからよく走り、乗り心地も最高だという。
エクステリアはTRDのフルエアロですっきりとしたフロントセクションを魅せる。一方でリアはFスポーツのポテンシャルを引き出すこだわりのデザイン。ブリッツの車高調で低く構え、ブラックが配色されたマフラーを合わせてナチュラルで無理のないカスタマイズを完成させている。
全体はシンプルにまとめるが、リアウイングにはアーティシャンスピリッツカーボンを選ぶなど、ほのかにスポーツを感じさせるようなFスポーツのキャラに合ったパーツチョイスはお見事。ボディサイドにはスピード感あふれる個性的なミラーをアクセントとして投入、モノトーンで全体の流れを完成させるうえでも有効なアイテムだ。
ボディに馴染むオークグレーメタリックのホイールを装着
“えるクロ”さんのRXの一番のポイントが、伸びやかなスポークが特徴のTRDの鍛造ホイールだ。オークグレーメタリックの22インチで、ホワイトのボディカラーにもすんなりと馴染むプレミアムな仕立てだ。フェンダーはあえてイジらず、純正のままでいかにカッコよくセッティングできるかに注力している。
インテリアのインパネやコンソール部分はコンソール部分にカーボンをアイテムをさりげなく付け足してコーディネート。勘所を押さえてレクサスの品格を崩さず、適度に加えることが、“えるクロ”さん流の仕上げ方だ。