クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB

クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

  • TOP
  • CUSTOM
  • 24歳にして「M3クーペ」は人生3台目のBMW!「NAの4リッターV8に乗れるのは今しかない! と購入に踏み切りました」
CUSTOM
share:

24歳にして「M3クーペ」は人生3台目のBMW!「NAの4リッターV8に乗れるのは今しかない! と購入に踏み切りました」

投稿日:

TEXT: 長尾 循(NAGAO Jun)  PHOTO: 神村 聖(KAMIMURA Satoshi)

  • BMW E92型 M3クーペ:街乗りやツーリング、旅行も楽しんでいるという
  • BMW E92型 M3クーペ:本国純正オプションのインコネル・マフラーや、3DDesignカーボン・ディフューザーなどが奢られている
  • BMW E92型 M3クーペ:GT4風カーボンリップを装着
  • BMW E92型 M3クーペ:ホイールはレイズのボルクレーシングTE37を装着している
  • BMW E92型 M3クーペ:「今後はサーキット走行なども見据えて手を入れて行きたいです」とのこと
  • BMW E92型 M3クーペ:ボンネットの中もGruppeMのカーボン・ラムエアシステムを取り付けている
  • 2009年式BMW M3クーペ(E92)と、オーナーの“あらた”さん

購入したばかりのM3クーペでBMW LIFE owner’s meetingに参加

BMW専門誌『BMW LIFE』が主催する初のオーナーズミーティング「BMW LIFE owner’s meeting」が、2024年10月27日に富士スピードウェイで開催されました。これはさまざまな自動車雑誌を送り出している交通タイムス社が主催する一大イベント「AUTO MESSE REAL」のコンテンツのひとつ。ミーティング会場となったP7駐車場には、全国から100台近い新旧BMWが集まりました。今回は、24歳という若手のBMWオーナーに話を聞いてみました。

24歳にしてほぼBMWひと筋の車歴

上質で高性能なクルマ作りで知られるBMW。価格的にも決して国産大衆車のようなバーゲンプライスとはいかない。となるとそのオーナーはやはり、ゆとりあるオトナばかり……と思いきや、決してそうでもないようで。

「まだ手に入れたばかりなので、これから愛車との思い出を作っていく予定です」

と語るのは、2009年式「M3クーペ」(E92)のオーナー、“あらた”さん。弱冠24歳の好青年だ。じつはクルマ好きの若者はまだまだ日本にはたくさんいるのだ。

元祖・M3として有名な初代E30系から数えて4代目となるE90系M3のデビューは2007年のこと。その頃の“あらた”さんはまだ小学校低学年だった。

やがて免許を取った“あらた”さんが最初に買ったのはE46の「325i」だったというから大したもの。で、その後某国産クーペに乗ってみたが、再びBMW「M235i」(F22)に乗り換え。そしてこちらのM3クーペにたどり着いたのが2024年のこと。いったんは国産車に乗り換えてはみたものの、やはりBMWの乗り味が忘れ難く、基本的にはほぼBMWひと筋という“あらた”さんの車歴である。

“M”への憧れが強かった

「個人的にはやはり“M”に対する憧れは強く、しかもノーマルアスピレーションの4L V8エンジンのクルマに乗れるのは今しかない! と思って購入に踏み切りました」

という“あらた”さん。クルマ好きのひとりとして、その気持ちはとてもよくわかる。4L NA、V8 DOHC 32バルブでパワーは400ps以上という贅沢なスペックのクルマは、たしかに今後二度と現れないのではなかろうか。街乗りやツーリング、旅行も楽しんでいるという“あらた”さんにとってこのE92 M3クーペは、

「どこにいくにも一緒のパートナーのような存在です」

今後はサーキット走行も見据えてアップデート

走行距離12万km超、十数年前のモデルなので現在は予防整備などのメンテナンスが基本だが、本国純正オプションのインコネル・マフラーやGT4風カーボンリップ、3DDesignカーボン・ディフューザーなど、各部にはオーナーのこだわりポイントが見え隠れ。さらにボンネットの中もGruppeMのカーボン・ラムエアシステムを取り付けるなど、ちょこちょこと手が入れられている。

「今後はサーキット走行なども見据えて手を入れて行きたいです」

と“あらた”さん。

旧来の内燃機関がダウンサイジング・ターボやハイブリッドとなり、さらにはバッテリーEVにシフトしつつある昨今、「バヴァリアのエンジン屋」が産んだ珠玉の自然吸気大排気量エンジンがもたらす迫力と悦楽を知っている若人、“あらた”さんのクルマ趣味人生は前途洋々だ。

>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)

すべて表示
  • 長尾 循(NAGAO Jun)
  • 長尾 循(NAGAO Jun)
  • 1962年生まれ。デザイン専門学校を卒業後、エディトリアル・デザイナーとしてバブル景気前夜の雑誌業界に潜り込む。その後クルマの模型専門誌、自動車趣味誌の編集長を経て2022年に定年退職。現在はフリーランスの編集者&ライター、さらには趣味が高じて模型誌の作例制作なども手掛ける。かつて所有していたクラシック・ミニや二輪は全て手放したが、1985年に個人売買で手に入れた中古のケーターハム・スーパーセブンだけは、40年近く経った今でも乗り続けている。
著者一覧 >

 

 

 

 

 

 

 

 

RECOMMEND

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

 

 

 

 

 

 

 

 

人気記事ランキング

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

AMW SPECIAL CONTENTS