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ルノー「キャトル」でレトロなキャンピングトレーラーを牽引!「エリバ・パックでコーヒーショップをやりたくて準備中です」

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TEXT: 奥村純一(OKUMURA Junichi)  PHOTO: 奥村純一(OKUMURA Junichi)

  • ルノー キャトルGTLで1975年式のエリバ・パックを牽引する。エリバ・パックはフランス仕様ということもあり、バカンスのような雰囲気だ
  • ルノー キャトルGTL:4年前から現在の愛車を楽しんでいるというオーナーの森 一真さん。ほかにもイタリアンモーターサイクルに目がないそうだ
  • 1989年式のルノー キャトルGTLとオーナーの森 一真さんと愛娘の英里華ちゃん
  • ルノー キャトルGTL:重整備以外はオーナーの森 一真さん自身でメンテナンスしている。クーラー付きキャトルの泣き所ベルト交換もお手のものだ
  • ルノー キャトルGTL:走行距離は約12万km。追加のメーター類は購入時から付いていた。助手席には愛娘用のチャイルドシートが備わる
  • エリバ・パックのウインドウは年式によってアップデートされている。オーナーの森 一真さんが所有するものはガラス製だが、後年になるとアクリル素材となる
  • 年式によって異なるエリバ・パックの水平を保つ脚。シンプルな機能が一目瞭然でデザイン的にもナイスだ
  • 友人のMG Bと並ぶ様は、まるでヨーロッパのバケーションのシーンのようだ
  • 1975年式のエリバ・パックはフランス仕様ということもあり、愛車とフランスで揃えられたという喜びもあるとのこと
  • 1989年式のルノー キャトルGTLとオーナーの森 一真さんと愛娘の英里華ちゃん

納車されたばかりのエリバ・パックでキャンプ&ピクニックを楽しむ

2024年11月4日(月・祝)に埼玉県秩父エリアの皆野町にて開催された「皆野サンデーピクニック」。会場となったアウトドアサロン「ぼくらのミナノベース」で、1989年式ルノー「4(キャトル)GTL」でクラシックな小型キャンピングトレーラーの1975年式「エリバ・パック」を牽引していた森 一真さんに話を聞きました。

バンデンプラ プリンセスと悩んだが…

「2週間前にエリバ・パックが納車されたので、今日イベントデビューしました」

と、ルノー「4(キャトル)GTL」でドイツのハイマー社による小型キャンピングトレーラー「エリバ・パック」を牽引し、皆野サンデーピクニックの前夜祭から参加していた森 一真さんと、可愛らしい娘の英里華ちゃん。

4ドア以上、キャブ車、そしてクーラーが付いていることを条件にし、バンデンプラ「プリンセス」とどちらにするか最後まで悩んだというが、トランクスルーになることが決め手となり、4年前から1989年式のキャトルGTLを愛車にしている。

「子どもができてからは送迎も増えましたし、毎日の通勤にも使っています。趣味にも使えるのが魅力ですね。もう少しクーラーが効いてくれると、さらに嬉しいんですけどね(笑)」

これまでのアクシデントは経年劣化トラブルのみ

毎日乗るということで、あえてポイント点火のままにしてクルマの健康具合を把握しやすくしており、アップデートは行わず日常的に愛車の変化に気をつかっているそうだ。季節の変わり目のタイミングで年2回ほどオイル交換をし、シフトリンクのグリスアップ、ポイント掃除、点火タイミングの確認をするなど整備も怠らない。

「これまでトラブルは、セルモーターの寿命とクラッチケーブル切れという経年劣化くらいです。ベルトの消耗はクーラー付きのキャトルの弱点なんですけど、強く張りすぎるとウォーターポンプの軸を傷めてしまうので、消耗してきたかなと思うと新品に交換しています」

といった作業も自身で楽しむ。

「まさか自分がキャトルやエリバ・パックを買うなんて夢にも思っていませんでしたが、この愛車で家族3人でドライブに出かけたときは、このクルマを選んで本当に良かったと思いました。それに、走りではないクルマの楽しみ方を知ることができました。

今日は娘と2人(奥様は残念ながらお仕事で参加できず)で大自然のなかエリバ・パックに泊まるので、素晴らしい思い出になりますね」

エリバ・パックでコーヒーショップをやりたい

道具でもあり、自分のスタイルを表現するツールでもあり、人生を豊かにしてくれる趣味がクルマだと言う森さん。エリバ・パックが加わったことで、その楽しみ方がさらに増えたそうだ。

「イベントなどで移動式のコーヒーショップをやりたくて、その準備中なんです。ほぼ保健所の基準を満たすよう設備は完成しています。キュートな見た目がチャームポイントなので、年代性別を問わずに立ち寄ってもらえるお店にしたいです。

皆野サンデーピクニックはクルマだけでなく、同じ趣味を楽しむ仲間と交流できる贅沢で濃厚な時間が流れています。ピクニックのスタイルもそれぞれバラエティに富んでいて、それがうまく調和されている幸せな空間ですね。そうした場所で自分が淹れたコーヒーを提供したいんですよね」

次回の皆野サンデーピクニックでは、コーヒーショップとなったエリバ・パックを牽引したキャトル、そしてカフェマスターとなった森さんに出会えそうだ。

>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)

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