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「セリカ」に「デルタ」など110台の「OZホイール」装着車が清水に集合! 共通するのはモータースポーツへのリスペクトでした

「セリカ」に「デルタ」など110台の「OZホイール」装着車が清水に集合! 共通するのはモータースポーツへのリスペクトでした

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TEXT: AMW 竹内耕太(TAKEUCHI Kota)  PHOTO: AMW 竹内耕太(TAKEUCHI Kota)

イタリアンブランドらしいファミリー感のあるイベント

今回のOZ Fan Meeting 2024の会場となった清水マリンパークは海辺で赤レンガに囲まれた一体感のある広場であり、さらにすぐ隣にはショッピングモールがあるため、参加者たちは広場で他のクルマを観察したり、オーナー同士で交流を深めたり、出展社のブースで買い物をするだけでなく、好きなタイミングでランチや休憩をしにいくことも可能で、思い思いの時間を過ごしていた。

その一方で、OZオーナーたちを退屈させないようにステージ上のコンテンツも充実。トークショーのほか、イベント終盤には各出展社とオーゼットジャパン株式会社が豪華プレゼントを供出しての豪華な抽選大会が行われた。さらに少しでも多くの人にお土産を持ち帰ってもらいたいと、最後には何も当たっていない人たちをステージ前に集めてのじゃんけん大会。

最後はアワードの発表で、ロングディスタンス賞(遠方賞)は住所から会場まで300km以上ある参加者全員に贈られた。また、夫婦でOZ装着車2台でエントリーした夫妻と、夫婦で1台で参加した方にも、特別賞が用意されていた。

そして注目のドレスアップコンテストは、参加したオーナーたちによるスマートフォンからの投票で決定。上位3名にはトロフィーとキャップ、それに非売品の腕時計がプレゼントされた。

OZ Fan Meeting 2024のドレスアップコンテストで大賞に輝いたのは、今年3月に新車購入したばかりのフィアット「ドブロ」で参加した、東京の花見勝一郎さん。足元の「ラリーレーシング」ホイールは、グロスブラックにイエローロゴが映える岐阜県「レッドポイント」のオリジナルスペックだ。タイヤはBFグッドリッチ ALL-TERRAIN T/A KO2を組み合わせるほか、ホイールのイエローと同色をボディ下まわりにアクセントで入れることで、手数は少ないながらも効果的なドレスアップを果たしているのが、目利きのOZオーナーたちに評価されたポイントだろう。

「これから、キャンプも楽しめるようなクルマにしていきたいなと思います」

と語ってくれた花見さんは、笑顔で会場を後にしていた。

メーカーとユーザーという関係性を超えて、まるで志を同じくするファミリーのような温かい絆を感じさせるのも、イタリアのホイールブランドであるOZらしさと言えるだろう。OZ Fan Meetingの次回開催も楽しみに待ちたい。

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  • AMW 竹内耕太(TAKEUCHI Kota)
  • AMW 竹内耕太(TAKEUCHI Kota)
  • 田舎の大学院で古代インドのサンスクリット語を研究していた元・学者の卵。クルマ遊びにハマって中古車販売店で1年働いた後に出版業界へ。クルマやカルチャー系の雑誌のほか、翻訳書、人文書、地図帳、写真集など手がける。クラシック・フォルクスワーゲンが趣味の中核で、愛車は1963年式カルマンギア。数年前に都内から小田原へ移住し、賃貸ガレージハウスでリモートワークしつつ、箱根や伊豆のワインディングをのんびりドライブする日々。
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