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6年ぶりに復活した日産S14「シルビア」…きっかけは「チャージスピード」のフルエアロ! ただいま「痛車にしようか思案中」

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TEXT: 近藤浩之(KONDO Hiroyuki)  PHOTO: 近藤浩之(KONDO Hiroyuki)

  • 日産 シルビアK’s:このクルマは箱替えの「2代目」なのだという
  • 日産 シルビアK’s:ダックテールなので、あえてリアウイングはセットしていないという
  • 日産 シルビアK’s:チャージスピードのリアフェンダーに関しては、アーチを30mm上げてFRPとパテで成形し80mmのワイドに
  • 日産 シルビアK’s:ホイールは社外リムにワークのエクイップのディスクを剥離しレストアして装着
  • 日産 シルビアK’s:マフラーはステンレスのワンオフ。テールはデュアルとなっている
  • 日産 シルビアK’s:S15タービン変更の他、フェンダー加工などを施し、見せるエンジンルームとなっている
  • 日産 シルビアK’s:ナルディのステアリングに追加メーターがセットされたインパネまわり
  • 日産 シルビアK’s:シートはブリッドとなっている
  • 日産 シルビアK’s:エアサスではなく、326powerの車高調で車高を落とし、キャンバーはフロント8度でリア7度となっている
  • 日産 シルビアK’s:ホイールサイズはフロントが10J-35、リアは12J-45
  • オーナーの早川和麿さんと、1997年式日産 シルビアK’s

フルエアロ・シャコタン・深リムにこだわったS14シルビア

FENDERIST(フェンダリスト)とはその名の通り、フェンダーにフォーカスしたカスタムカーショー。2024年は7月20日~21日に愛知県のポートメッセなごやで開催されました。今回はその会場から、ワイドフェンダー化してフルエアロをまとった日産S14型「シルビア K’s」のオーナーに話を聞いてみました。

オーナーにとって「2代目」のシルビア

自身にとって「2代目」となる、1997年式日産S14型「シルビア K’s」でFENDERISTにエントリーしていた早川和麿さん。2“台”目ではなく2“代”目としたのは、早川さんはもともと別のボディのシルビアを所有していたのだが、錆がひどくなったため箱替えを決意し、現在のボディにパーツを移植したから。その後、しばらくクルマに対する熱が冷めた時期があり6年ほど車検を取らなかったそうだが、2023年にあることがキッカケで、再び車検を取得したのだという。

「廃番になっていたチャージスピードのエアロが欲しかったんですけど、なかなか出てこなくて10数年探していたんですよ。それが去年、新品のフルが出てきて。それを買って、車検取って復活しました」

ワイドボディで足は車高調

もともとはオレンジ色だったボディカラーをシャンパンメタリックに変更し、チャージスピードのエアロを装着。フロント・BNスポーツ/リア・チャージスピードのオーバーフェンダーはもともとボディに装着されていたものだが、リアに関してはアーチを30mm上げて、55mmワイドだったものをFRPとパテで成形し80mmワイドに変更。ノーマルのインナーフェンダーはカットしているという。

「車高が下がってもリムがフェンダー内に潜るようにセッティングしてます。足はGKTECHのフルアームで326powerのチャクリキダンパーを入れて、フロント18kg/リア14kgです。まだまだ下がるんですけどね。昔これより7cmくらい低い時でも自走でした。“エアサス?”って聞かれて、“いや車高調だよ”って言いたいがため、みたいな感じはありますよね。フルエアロ・シャコタン・深リムでドリフトの大会にも出られて、こういう置きイベにも出られるようなクルマを作りたかったんで」

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