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スズキ「ワゴンRスマイル」がより笑顔になった! 一部改良で安全装備が大幅に進化…見た目も変わる3つのグレード構成で148万9400円から

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TEXT: 萩原文博(HAGIHARA Fumihiro)  PHOTO: SUZUKI

  • スズキ ワゴンRスマイル:フロントバンパーやフロントグリルを大らかな造形とし、ヘッドランプガーニッシュの形状を変更することで目元の可愛らしさを演出している
  • スズキ ワゴンRスマイル:ヘッドランプガーニッシュの形状を変更することで、目元の可愛らしさを演出
  • スズキ ワゴンRスマイル:モスブルー&シルバーの組み合わせのインストルメントパネル
  • スズキ ワゴンRスマイル:モスブルー&シルバーの組み合わせのインテリア
  • スズキ ワゴンRスマイル:リフレクショングレー&カッパーゴールドの組み合わせのインテリア
  • スズキ ワゴンRスマイル:電動パーキングブレーキを採用
  • スズキ ワゴンRスマイル:衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートII」を標準装備する
  • スズキ ワゴンRスマイル:リフレクショングレー&カッパーゴールドの組み合わせのインストルメントパネル
  • スズキ ワゴンRスマイル:ボディカラーに新しく追加された「トーニーブラウンメタリック」

内外装の変更と安全装備をアップデート

2024年12月10日、軽ハイトワゴンのスズキ「ワゴンRスマイル」が一部改良を実施し、外観デザインの変更と安全装備の拡充を行いました。外観はフロントマスクに改良を加えて、スマイルという車名どおり微笑んでいるような顔になりました。注目は運転支援システムのアップデートで、「スペーシア」に搭載されている最新システムを搭載して実力がアップしました。

ワゴンRよりゆとりのある室内空間

スズキ「ワゴンRスマイル」は、高いデザイン性とスライドドアのユーティリティの高さを融合させた新しい軽ハイトワゴンとして2021年8月に登場した。ワゴンRスマイルはその名前のとおり、歴代ワゴンRの特長である広い室内空間と高い機能性に、スライドドアの利便性と個性的なデザインを兼ね備えたモデルだ。

リアスライドドアを採用したワゴンRスマイルのパッケージングは、ワゴンRに対して室内高は65mm拡大し、ゆとりある室内空間を実現。室内空間を拡大しているものの、使い勝手の良さの指標となる最小回転半径はワゴンRと同等の4.4mをキープ。その一方で、リアに採用したスライドドアは、開口幅600mm、リアステップ地上高345mmとスペーシアと同等となっている。

ワゴンRの派生モデルという位置づけのワゴンRスマイルだが、デザインは差別化が図られ、外観は四角いボディのフォルムと丸目のヘッドランプを組み合わせることにより、シンプルで愛着とぬくもりを感じられるデザインを採用している。

すれ違い支援機能をスズキ初採用

ワゴンRスマイルは、快適な乗り心地と車内の静粛性を実現させるため、構造用接着剤や高減衰マスチックシーラー、遮音材などを採用し、質感にこだわっているのが特徴だ。搭載しているエンジンは、最高出力49ps/最大トルク58Nmを発生する660cc直列3気筒DOHCエンジンのみの設定となる。

グレードは「G」「ハイブリッドS」「ハイブリッドX」の3種類。もっともエントリーモデルとなるGの車両価格は148万9400円(2WD)/161万2600円(消費税込、以下同)〜、ハイブリッドSが176万6600円(2WD)/188万9800円〜、ハイブリッドXが186万4500円(2WD)/198万4400円〜となっている。

Gグレードを除く全モデルには、このエンジンに最高出力2.6ps/最大トルク40Nmを発生するモーターを組み合わせたマイルドハイブリッドシステムを採用している。トランスミッションはCVTのみ。また駆動方式は全グレードで2WDと4WDを設定し、燃費性能はWLTCモードで22.5~25.1km/Lと優れた燃費性能を発揮する。

安全装備は、夜間の歩行者も検知するステレオカメラ方式の衝突被害軽減ブレーキ「デュアルカメラブレーキサポート」を核とした運転支援システムを標準装備。加えて、全方位モニター用カメラ装着車は狭路での車速が約5km/h以下でのすれ違い時に自動でナビゲーション画面に左側及び前方の映像を表示して死角を減らし、接触防止をサポートする「すれ違い支援機能」をスズキで初採用している。

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