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マツダ「CX-60」の乗り心地が改善! スポーティな新グレード「XD SP」とアウトドアユースな特別仕様車「XD-HYBRID Trekker」が登場

投稿日:

TEXT: 萩原文博(HAGIHARA Fumihiro)  PHOTO: MAZDA

  • マツダ CX-60 XD SP:シグネチャーウイングにブラッククロームのパーツを採用
  • マツダ CX-60 XD SP:専用のブラックメタリック塗装の20インチアルミホイールを標準装備する
  • マツダ CX-60 XD SP:デザインと質感を磨き抜いた、特別感のあるインテリア
  • マツダ CX-60 XD-HYBRID Trekker:ボディカラーに「ジルコサンドメタリック」を設定する
  • マツダ CX-60 XD-HYBRID Trekker:アウトドアでのレジャーで活躍する装備を充実させた特別仕様車
  • マツダ CX-60 XD-HYBRID Trekker:パノラマルーフを標準装備する
  • マツダ CX-60 XD-HYBRID Trekker:パーティションネットを標準装備する
  • マツダ CX-60 XD SP:サイドシグネチャーガーニッシュにブラッククロームテクノロジーバッジを装着。グロスブラック塗装のドラミラーを採用する

乗り心地のアップと同時に新グレードを設定

2024年12月9日、マツダはミドルサイズSUVの「CX-60」の商品改良を行い、予約受注を開始しました。販売開始は2025年2月21日を予定しています。この一部改良のポイントは、乗り心地の向上です。またスポーティさを強調した新グレード「XD SP」と、アウトドアユースを意識した装備が特徴の特別仕様車「XD-HYBRID Trekker」が登場。詳細をお伝えします。

マツダの新世代ラージ商品群第1弾として登場

マツダ「CX-60」は、新世代ラージ商品群第1弾として2022年6月に登場した。採用されたプラットフォームは、縦置き高出力パワーユニットに対応した新開発の「SKYACTIV マルチソリューションスケラーブルアーキテクチャー」だ。

サスペンション形式は、フロントにダブルウィッシュボーン、リアはマルチリンクを採用している。人間中心の開発思想に基づきサスペンションをスムーズに動かすことで、どんなシーンにおいてもしなやかな乗り心地を実現してくれているのが特徴だ。

ボディサイズは、全長4740mm×全幅1890mm×全高1685mmとワイド&ローのフォルムがポイント。インテリアは、幅広なインストルメントパネル、サイドルーバーからドアトリムへと連続する造形がワイドでリッチな空間を表現する。また前後を貫く大型コンソールによって、FRらしい強力なトランスミッションとその先にある縦置きエンジンの存在を感じさせる仕様になっている。

パワートレインは4種類

搭載されているパワートレインは4種類。最高出力254ps/最大トルク550Nmを発生する3.3L直列6気筒ディーゼルターボエンジンに最高出力12ps/最大トルク153Nmを発生するモーターを採用した48Vマイルドハイブリッドシステム(M Hybrid Boost)をはじめ、最高出力231ps/最大トルク550Nmを発生する3.3L直列6気筒ディーゼルターボエンジン、最高出力188ps/最大トルク250Nmを発生する2.5L直列4気筒ガソリンエンジンを用意する。

最高出力188ps/最大トルク250Nmを発生する2.5L直列4気筒ガソリンエンジンに、最高出力175ps/最大トルク270Nmを発生するモーターを組み合わせたプラグインハイブリッド仕様は、満充電時のEV走行の航続走行距離は約75kmとなっている。

また、すべてのエンジンに組み合わされるトランスミッションは新開発されたトルコンレス8速ATを採用。多段化によるなめらかで応答の良い変速とワイドレンジ化により、走りと環境性能を両立する。駆動方式は後輪駆動ベースの「i-ACTIVE AWD」を中心に、「25S」と「XD」に2WD(FR)車を用意している。

マツダらしい人馬一体の乗り味を提供

CX-60にはさまざまな走行シーンに最適化した「人馬一体の走り」を提供する「マツダインテリジェントドライブセレクト(Mi-Drive)」や、人馬一体の走りの楽しさをさらに高める「キネマティック・ポスチャー・コントロール」を採用している。

快適装備では、「ドライバー・パーソナライゼーション・システム」を採用。この機能はドライバーの体格に合わせて理想的なドライビングポジションを自動調整する自動ドライビングポジションガイドなど、クルマとの一体感、安心・安全を提供している。

先進安全装備ではドライバーの異常を検知し、事故の回避・被害低減を図る、高度運転支援技術のひとつとして「ドライバー異常時対応システムDEA」を初採用した。

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