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メルセデス・ベンツミュージアムで朝までディスコパーティ!「メルセデスAMG カスタマーレーシング」の表彰イベントに潜入【みどり独乙通信】

Champions Unitedの会場は、閉館後のメルセデス・ベンツミュージアム

華やかなAMG カスタマーレーシングのパーティへ

ドイツ在住で、モータースポーツを中心に取材している池ノ内みどりさん。サーキットではいつも動きやすいカジュアルな服装ですが、今回はドレスアップしてパーティに参加しました。そのパーティとは、メルセデスAMG カスタマーレーシングの表彰イベント。華やかなパーティーの内容をお伝えします。

パーティ前はアペリティフを片手にスモールトーク

メルセデスAMG本社で行われたワクワクドキドキのファクトリーツアーや、モータースポーツ首脳陣とのインタビューはあっという間でしたが、予定終了時間を大幅に超過して終了。私をメルセデス・ベンツ「Vクラス」で送迎してくださるエンリコさんを長くお待たせしていたので、いただいてきたメルセデスAMGのレープクーヘン(ドイツのクリスマス菓子)をプレゼントしたところ、大喜びしてくださりこちらも嬉しかったです。

エンリコさんに乗せていただいて、急いでホテルへチェックイン。この夜はメルセデスAMG カスタマーレーシングの「Champions United」というシーズン終了後の表彰イベントにご招待いただきました。ホテル到着からメルセデス・ベンツミュージアムで開催されるパーティ開始までほとんど時間が残されていないので、大慌てで着替えてメイクを直してすっちゃかめっちゃか。普段のサーキット取材ではいつもスニーカーなので、ハイヒールでぎこちない歩きをしながらなんとかシャトルバスにも間に合って、メルセデスAMGのワークスドライバーらと一緒に会場入りをしました(笑)。

今回は開催史上初めてメディア関係者を招待してくださったとのことで、なんとも光栄です。しかし、私たちはあくまで主役のみなさまに華を添える脇役ですから、ドレスコードは招待状に記載されているより少し控えめにするのがマナーですよね。とはいっても、サーキットではいつも動きやすいスニーカーやデニム姿で会うみなさんとフォーマルな服装でお会いするのはなかなかいいものですよね。

パーティがはじまる前にアペリティフを片手にスモールトークも楽しいひと時です。レジェンドドライバーらにも久々に会い、「190E」時代の黄金のDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)のお話も聞けて、もうそれだけで感激! しかし、もうお腹がペコペコ。ディナータイムが待ち遠しくて仕方がありませんでした(笑)。

ドライバーやチーム関係者が世界中から集まり、会場は大賑わい

いよいよパーティが開始しましたが、すぐにディナータイムになるわけではありません。メルセデスAMGのCEOであるミヒャエル・シーベ氏をはじめ崇高な方々のご挨拶を経て、念願の前菜が配膳されて空腹だったメディアチームのテーブルは大盛り上がりです。

ご挨拶、前菜、今季のメルセデスAMGの活動報告、主菜、カスタマーチームの各カテゴリーの表彰式と来年のワークスドライバーの発表、デザート、表彰式の続きなどで、とても長いパーティとなりましたが、メルセデスAMGでレースに参戦するプロ・アマの多くのドライバーやチーム関係者が世界中から集まり、非常に賑わいました。

ミュージアムのロビーで開催されたパーティですが、展示フロアには残念ながら入場できませんでしたので、次回ゆっくりと訪れたいと思います。

2025年はスリーポインテッドスターが26年ぶりにWECやル・マンに復帰

長い表彰式とディナーの合間にはありがたくも別室をご用意いただいていたので、ドライバーのインタビューをこなしました。表彰式などが終わった時点ですでに午前0時を過ぎており、そこからダンスフロアなどがオープンとなったのですが、私はもうクタクタだったのでご挨拶をして1時過ぎに先に失礼させていただきました。

慣れない9cmのヒールで足も痛かったです(笑)。翌日の朝食で同席になったメルセデスAMGの方やメディアの同僚によると、5時頃までめちゃくちゃ盛り上がっていたそうです(笑)。

トップカテゴリのハイパーカークラスではありませんが、メルセデス・ベンツは2025年にFIA世界耐久選手権(WEC)やル・マン24時間レースへ26年ぶりにカムバックしますので、いまからとても楽しみにしています。2024年はメルセデス・ベンツのモータースポーツ活動が130年を迎えた記念の年でもありました。メルセデスAMGはもちろんのこと、数多くの自動車メーカーの発展や安全性、信頼性や長い活動のノウハウが活かされているからこそ、モータースポーツの歴史と未来を繋ぐ大きな意味合いを持っています。

モータースポーツにいままでご縁がなかった方やサーキットへ行く機会がなかった方も、自動車メーカーのミュージアムなら旅行のついでに気軽に立ち寄れるのではないでしょうか。

>>>ドイツ在住池ノ内みどりさんのクルマにまつわるコラムはこちら

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