豪華な4人乗り仕様スペーシャスラウンジも登場
またガソリン車/ハイブリッド車も一部改良行い、ドライブレコーダー(前後方)を備えたデジタルインナーミラーを全車に標準装備。JBLプレミアムサウンドシステム(15スピーカー)および、14インチリアエンターテインメントシステムを「Z」、「Zプレミア」にも装着可能となり、室内空間の快適性をさらに充実させている。
さらにアルファードのハイブリッド車には8人乗りの「X」グレードを設定。ヴェルファイアのボディカラーには、アグレッシブさをより際立たせる専用のプレシャスメタルを追加し全3色となった。
一方、トヨタ車体が「エグゼクティブラウンジ」(HEV/PHEV)をベースに架装した、4人乗り仕様とした「スペーシャスラウンジ」を販売開始する。
スペーシャスラウンジのリアシートには上質な安らぎを提供する特別な2席を装備。ベースモデルより約420mm広い足元スペースと、電動で前後の伸縮調整が可能なオットマンにより、ゆったりとした姿勢で座ることができる。
フロントシートの後方には大容量の冷蔵庫、フロアには手荷物などを置ける大型トレイを装備。前席と後席を隔てるカーテンには専用生地を使用し、静かで落ち着いたプライベート空間を確保できる。
ボディカラーは、プラチナホワイトパールマイカ、ブラック、プレシャスレオブロンドの3色。インテリアカラーはニュートラルベージュとブラックの2色が用意されている。
車両本体価格は、8人乗りのXグレードを追加したアルファードが510万円〜1065万円(消費税込)。ボディカラーに新色の加わったヴェルファイアが670万円〜1085万円(消費税込)。そしてアルファード スペーシャスラウンジの車両本体価格は、HEVが1272万円(消費税込)、PHEVが1480万円(消費税込)で2025年1月31日より販売開始する。
この一部改良で8人乗り510万円のエントリーモデルから1500万円弱の4人乗りショファードリブンまで出揃い、アルファード/ヴェルファイアはラインアップが完成したと言える。レクサス「LM」と価格帯がクロスオーバーするグレードもあり、ユーザーは悩ましいところだ。