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昭和のなつかし旧車が40台も集合! 佐賀県鹿島市で開催された「オールドカーIN肥前浜駅」のあらたな試みとは?

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TEXT: 酒寄俊幸(SAKAYORI Toshiyuki/gasgraphix)  PHOTO: 酒寄俊幸(SAKAYORI Toshiyuki/gasgraphix)

  • 会場となったJR九州長崎本線の肥前浜駅。1930年開業の木造駅舎を2018年に復元している
  • 駅舎の前で開催されたミーティングは、このような和やかな雰囲気だった
  • トヨタ 初代 パブリカ、クラシック ミニ、トヨタ 2代目 セリカと、年代も国籍も多様な車両が集まった
  • ホンダ 初代 SA型 ライフは長崎から参加。走行が少ない希少車だった
  • トヨタ 4代目 AE86型 スプリンタートレノと日産 R32型 スカイラインGT-Rといった、走り系ユーザーも参加
  • 肥前浜駅を背にしてこの通りを真っ直ぐ進めば、酒蔵通りへと突き当たる
  • 希少車の集いに、同じ旧車オーナーはもちろんギャラリーの皆さんも大興奮
  • 駅舎横の駐車スペースには、1970~1980年代のセダンが並んだ
  • トヨタ車としてピラーレスハードトップを初採用した初代T16型 カリーナEDと、4代目E7型 カローラ
  • 以前紹介したトヨタ セリカのオーナーさんも来場
  • 昭和年代の車両であれば、国産、輸入車問わず参加可能
  • スズキ 2代目 カルタスやトヨタ 8代目 13型 クラウンなど、参加車種の幅広さが興味深い
  • イベント中の入退場は自由
  • 大切に乗られていることが想像できる、日産8代目 Y31型 グロリアのセダン
  • 昭和の軽カーパワー戦争に火を点けた三菱 ミラターボTR-XX
  • ホンダ N360の可愛らしさは永遠だ
  • ホンダ ステップバンはラメ塗装が施されており、カスタム感が高い車両だった
  • ローカルイベントの魅力であるのんびりとした雰囲気が漂っていた
  • 2025年1月4日(土)、同じ場所で「オールドカーIN肥前浜駅NEW YEAR meet 2025」の開催が決定! この佐賀県鹿島市にある肥前浜を楽しんでみたい方は、この新年最初のイベントをお見逃しなく!
  • 完全無人駅のため、キップや不足運賃はこのボックスで回収
  • 当時の造りをできるだけ再現しており、時間が止まったままのような空気感を感じることができる
  • 駅舎に隣接されたHAMA BAR。ここで地元の酒蔵が造り出した日本酒を堪能できる
  • 鹿島市には5つの酒蔵がある。左から、幸姫(さちひめ)酒造の幸姫純米大吟醸、馬場酒造場の純米大吟醸能古見(のごみ)、富久千代(ふくちよ)酒造の大吟醸鍋島、光武(みつたけ)酒造場の純米大吟醸光武、矢野(やの)酒造の純米大吟醸権右衛門(ごんえもん)
  • ふたつ星4047を歓迎するフラッグも配布。この列車は、D&S(デザイン&ストーリー)列車と呼ばれ、JR九州が運行する観光列車。デザインと物語がある列車をコンセプトにしている
  • イベント当日は、新D&S列車「ふたつ星4047」の有明海ルートも通過。肥前浜駅での停車時間は17分で、乗客は買い物やカーミーティングを楽しんでいた
  • トヨタ クラウンピックアップ、ランドクルーザー、そしてホンダ アクティトラックと、商用車も見応えあり
  • 日産 3代目 510型ブルーバードのクーペと、三菱 2代目 A170型 ランサーEX

1930年建築時の姿を復元した駅で開催

九州各地では、毎週末さまざまなクルマイベントが開催されています。その中でも今回は、2024年9月22日に佐賀県鹿島市で開催された「オールドカーIN肥前浜駅」を紹介しましょう。会場となったJR九州長崎本線の肥前浜駅は、1930年に開業した駅舎を復元しており、歴史的な街並みが残る肥前浜宿(ひぜんはましゅく)がある酒蔵通りまで徒歩で7~8分の距離。そんな歴史がある場所に、地元ならではの貴重な昭和車が集まりました。

酒蔵通りと茅葺きの街並みが有名な肥前浜宿

佐賀県鹿島市は、市の東側が有明海に面した佐賀県南部に位置している。南西部は長崎県との県境でもあり、開催地となった肥前浜駅から約40km南下すると、長崎県諫早市に足を延ばせる。会場となった肥前浜駅近郊は、駅からちょっと歩けば茅葺きの街並みや古くから酒造りが行われてきた酒蔵通りがあり、どちらも2006年に国の重要伝統的建造物群保存地区に認定された場所だ。駅自体は完全無人駅で、観光案内所と駅舎別棟に日本酒バー「HAMA BAR(ハマ バー)」がオープンしている。

今回開催された「オールドカーIN肥前浜駅」は、NPO法人「 肥前浜宿水とまちなみの会」が主催している。このNPO法人が、肥前浜駅の管理と「HAMA BAR」の運営を担っており、古い駅や町並みに昭和のクルマを集めて、クルマ好きにもこの肥前浜という街をより知ってほしいという思いが込められている。

ちなみにこの佐賀県鹿島市には、2024年10月6日に実施されたSAGA2024(国民スポーツ大会)に併せて、天皇皇后両陛下がご訪問。こちらの肥前浜駅にもお越しになり駅舎やバーをご視察された。また、2011年に「インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)」のSAKE部門で最優秀賞を獲得した大吟醸、鍋島もご試飲されたそうだ。

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