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ポルシェやメルセデスのお膝元「シュトゥットガルト」の交通事情…日本と違う交通標識や罰則にはご注意を【みどり独乙通信】

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TEXT: 池ノ内みどり(IKENOUCHI Midori)  PHOTO: 池ノ内みどり(IKENOUCHI Midori)

  • あまり見かけないMANのバンタイプの警察車両
  • カーシェアはオペルの他にトヨタ ヤリスも見かけました。カーシェア専用の区間に一般車両の駐車はNGです
  • クリスマスマーケットはクルマの進入ができないようにされ、数多くの警備員や警察の方々が見守ってくれます
  • こういう看板の表示を外国語で読むのは困りますよね。パーキングチケットは8時から22時必要。住民の証明書のN2を持っている方は無料(証明書をフロントガラスに見えるように掲示する必要あり)
  • 看板はもうなんでもあり
  • この区間は22時から翌6時までは30km/h規制、そのほかの時間は40km/hと微妙な差ながら、規則は規則です
  • シュトゥットガルト市内のカーシェアリング。「フレキシブル、安い、カーシェアリング」と記載されていますが、調べるとお安くはなかったです
  • シュトゥットガルト市内の雑居ビルの駐車場が地元車であふれていました
  • シュトゥットガルト市内は思ったよりもコンパクト
  • ミュンヘンでは手前のベージュ色のタクシーばかりですが、シュトゥットガルトでは色んな色のタクシーがいて新鮮
  • 自転車置き場には使い古されたUberのデリバリーバッグが悲しく捨てられていました
  • ほかの街へ行くとEV事情も気になりますね
  • 車椅子マークの駐車区間は要注意。健常者は絶対に停めてはいけません
  • Milesというドイツ国内の大手カーシェアリングサービスの方が出向いて1台ずつ掃除機をかけ、車内清掃をしておられます
  • ドイツのシェアサイクル

日本にも馴染み深い自動車メーカーが本社を構える街

ドイツ在住で、モータースポーツを中心に取材している池ノ内みどりさんは、取材のため自動車の街として名高いシュトゥットガルトに滞在中。このエリアのアウトバーンや、日本でも浸透してきたカーシェアリング、街なかにあふれる交通標識など、交通事情について紹介します。

シュトゥットガルト市内のアウトバーンは大渋滞?

自動車の街としても有名なシュトゥットガルト。世界的に有名なメルセデス・ベンツのダイムラーグループとポルシェがこの地に本社を置きます。また、ボッシュをはじめ数多くのサプライヤーも多く、工業の街としてもドイツの経済を支える重要な使命を担っています。

数多くの方が毎日通勤されますので、シュトゥットガルト市内はもちろんのこと、近隣のアウトバーンが大渋滞することも有名です。しかし、シュトゥットガルト在住の友人らに聞いてみると、毎日のことなので大体どれくらいで抜けられるか予測しているので、大渋滞でもとくに困らないと言っていました。

私もニュルブルクリンクやホッケンハイムリンクなどに行く途中にシュトゥットガルト近辺のアウトバーンを通ります。若干空いている日や超激混みの日もありますが、毎回通りながらよくこんな渋滞だらけの道を毎日耐えられるな、と思っていたのですが、意外と地元の方は慣れていると聞いて少し驚きました。

私の自宅近辺も毎日が大渋滞の地帯で、見慣れているとはいえよっぽどではない限り、その大渋滞時間帯を避けて、それより早い時間か渋滞が収まった時間に通るように心がけています。自由業なこともあり、毎日同じ時間に通勤しなければならないという生活サイクルではありませんので、出発時間は自分で調整できるので少しでも皆さんのお邪魔にならないようにと思っています。

カーシェアは目的に合わせて別の移動手段を選ぶことも

さて、ドイツの都市部に10年以上前から急激に増えたカーシェアリング。このシュトゥットガルトの中心地でも数多く見かけました。街周辺で乗るだけなら、駐車がしやすいコンパクトカーが便利ですよね。私も愛車を所有する前にはたまに利用していました。

保険や燃料も入れての料金と考えると安いのですが、走行距離の制限があります。私のように街ではほとんどどクルマに乗らず、もっぱら長距離専門の利用者には合わないかな、と感じました。たとえば行きは電車で行って多めに買い物をした際に、自宅まで荷物を載せて帰るときには大変便利だと思います。

ドイツのカーシェアリングの大半は専用のステーションがあるのではなく、電動キックボードのシェアと同様に乗り捨てなのです。(駐車区間には制限がある場合もあるのでアプリでチェックが必要)

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