トヨタテクニカルセンター下山で走り込み、理想の走行性能を追求
2017年にデビューしたレクサスのフラッグシップクーペ「LC」が2024年12月19日、一部改良を行い、さらなる走行性能の向上を実現しました。「Always On」の考え方のもと走りを深化させるとともに、インテリアの質感もアップしたというその内容とは?
床下にブレースを追加してボディねじり剛性を向上
2024年12月19日、レクサスのフラッグシップクーペである「LC」が一部改良を実施した。
レクサス LCは2017年に発売されて以来、ドライバーとクルマ、そして路面との対話にフォーカスしながら基本性能の改良を重ねて、レクサス全モデルラインアップの乗り味を方向づけている1台。ドライバーの意図に忠実でリニアな応答を目指す、レクサスならではの乗り味「Lexus Driving Signature」の深化を続けている。
今回の一部改良では、「Always On」の考え方のもと、トヨタテクニカルセンター下山で走り込みを行い、LCの開発コンセプトである「より鋭く、より優雅に」をさらに追求した。その結果、LC500のフロントとリアに床下ブレースを採用することで、ボディを補強。このことによって、より高いボディねじり剛性を確保でき、優れた操縦安定性と、ドライバーのステアリング操作にクルマが素直に応える車両応答性を高次元で両立している。
またインテリアでは、LC500h、LC500のインストルメントパネルの助手席側表皮材にアルカンターラを採用。これにより、運転席から助手席にかけて繋がる造形部がより際立ち、室内空間にさらなる上質感をもたらしている。
車両本体価格はLC500が1405万〜1488万円(消費税込)。LC500hが1450万〜1533万円(消費税込)。そしてLC500 コンバーチブルが1550万円(消費税込)となっている。