クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB

クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

  • TOP
  • CAR
  • マクラーレン「GTS」はスーパーカーの姿をした「GTカー」…ゴルフバッグも積むことができる実用性も兼ね備えたマシンの乗り心地は?
CAR
share:
マクラーレン「GTS」はスーパーカーの姿をした「GTカー」…ゴルフバッグも積むことができる実用性も兼ね備えたマシンの乗り心地は?

マクラーレン「GTS」はスーパーカーの姿をした「GTカー」…ゴルフバッグも積むことができる実用性も兼ね備えたマシンの乗り心地は?

投稿日:

TEXT: 山崎元裕(YAMAZAKI Motohiro)  PHOTO: 神村 聖(KAMIMURA Satoshi)

  • マクラーレン GTS:フロントバンパーはエアインテークがさらに拡大された
  • マクラーレン GTS:ステアリングにはスイッチ類が備わらないシンプルなデザイン
  • マクラーレン GTS:カスタマーの希望によっては世界に2台と存在しない内外観で、MSO(マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ)の手による独自のGTSを製作することも可能
  • マクラーレン GTS:スイッチ類はセンタコンソールにまとめられている
  • マクラーレン GTS:7インチの縦型タッチスクリーン・インフォテインメントシステム
  • マクラーレン GTS:右のダイヤルがドライブモード切り替え、左のダイヤルがハンドリングのモード切り替えとなる
  • マクラーレン GTS:インテリアは内張りの選択肢がアップデートされている
  • マクラーレン GTS:室内にはGTSのプレートが貼り付けられている
  • マクラーレン GTS:前後方向にかなり長いサイズを持つリアハッチは、電動式でオートマチックの開閉が可能。ここにゴルフバッグも積み込める
  • マクラーレン GTS:リアハッチは、電動式でオートマチックの開閉が可能
  • マクラーレン GTS:前方のトランクルームには150Lのスペースが確保されている
  • マクラーレン GTS:大人の優しさを感じさせる造形に仕上がっている
  • マクラーレン GTS:ドアノブは切り欠きを押し込むとスッとスライドしながらドアが開く
  • マクラーレン GTS:リアフェンダーには大型のエアインテークを採用
  • マクラーレン GTS:リアフェンダーの上にもエアスクープが装着された
  • マクラーレン GTS:10スポークデザインの軽量鍛造アロイホイール「ターバイン」もGTSで新設定された
  • マクラーレン GTS:ヘッドライトは「GT」と変わらない
  • マクラーレン GTS:テールランプも「GT」と変わらない
  • マクラーレン GTS:最大で100kgのダウンフォースが生み出されるという新デザインのボディ
  • マクラーレン GTS:マフラーは左右1本出し
  • マクラーレン GTS:GTSのエクステリアデザインは、GTのシルエットをそのまま継承したもの
  • マクラーレン GTS:魅力的なデザインと走り、さらには実用性を兼ね備える
  • マクラーレン GTS:10.25インチのデジタルインストゥルメントディスプレイのほか、7インチの縦型タッチスクリーン式インフォテインメントシステムも採用
  • マクラーレン GTS:車速が100km/hに達する頃になるとさらに印象深くなるしなやかな乗り心地と安定感を得られた

ミッドシップ車らしいコーナリングを楽しめた

2023年12月にマクラーレン・オートモーティブが発表した「GTS」は、それまでの「GT」の後継車であり、また正常進化型ともいえるモデルです。「750S」や「アルトゥーラ」といったシリーズと比較して、スーパースポーツとしてのパフォーマンスは高い水準で確保しつつも、より快適で使い勝手の良さにも留意したとされるGTシリーズ。今回それがGTSへと進化したことで、実際にどのような変化が表れているのでしょうか。

ハブに装着されるスタッドボルトはチタン製に変更

マクラーレン「GTS」のエクステリアデザインは、もちろんそれまでの「GT」のシルエットをそのまま継承したものだ。その姿は流麗で、ほかのマクラーレン車と比較しても独特な落ち着き、あえて別の表現を用いるのならば、大人の優しさを感じさせる造形に仕上がっている。ディテールの進化はかなり広範囲にわたるものだ。

ハンマーヘッドと呼ばれるフロントバンパーはさらにエアインテークが拡大され、エアブレードやリアのエアスクープとともにグロスビジュアルカーボン仕上げを選択することも可能になった。リアフェンダー上に新たに設けられたエアインテークも同様。10スポークデザインの軽量鍛造アロイホイール「ターバイン」もGTSで新設定され(試乗車にはまだ装着されていなかったが)、スタッドボルトは従来のものに対して35%も軽量なチタン製へと改められた。

インテリアは世界に1台だけのトリムが選べる

軽量なCFRP製のディヘドラルドアをオープンすると視界に飛び込んでくるインテリアも、トリムの選択肢はさらに拡充され、カスタマーの希望によっては世界に2台と存在しない内外観で、MSO(マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ)の手による独自のGTSを製作することも可能。10.25インチサイズのデジタルインストゥルメントディスプレイと、7インチの縦型タッチスクリーン・インフォテインメントシステムが採用されたインパネまわりのデザインや、スイッチの操作性は秀逸だ。

センタートンネル上にレイアウトされる、7速SSG(シームレス・シフト・ギアボックス=デュアルクラッチ式ミッション)のセレクターボタンで「D」レンジをチョイスし、さっそくGTSの走りを体験してみることにする。アクティブ・ダイナミクス・パネルのロータリースイッチで「コンフォート」モードを選択すれば、クワイエット・スタート機能が働くため、早朝や深夜の住宅街でもさほどの罪悪感なく、この高性能なGTを乗ることが可能だ。一方「スポーツ」や「トラック」といったモードを選べば、アクセルレスポンスは明らかに鋭さを増し、パワーユニットとは独立してやはり同様の3モードが備わるシャシーのセッティングも明確にそのキャラクターを変える。

12

 

 

 

 

 

 

 

RECOMMEND

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

 

 

 

 

 

 

 

人気記事ランキング

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

AMW SPECIAL CONTENTS