パフォーマンスダンパーなどの採用で質感の高い走りを実現
日産のワークスブランドである日産モータースポーツ&カスタマイズ株式会社は、プレミアムコンパクトの「ノート オーラ」に、「オーテック スポーツスペック」を2024年12月19日に追加しました。ミニバンの「セレナ」に続いてのオーテック スポーツスペックの設定となりますが、ノート オーラにはNISMOも用意されているので、違いが気になるところです。
オーテック スポーツスペックは2WDのみを用意
2024年12月19日、日産のワークスブランドである日産モータースポーツ&カスタマイズ株式会社(以下NMC)は、プレミアムコンパクトカーの「ノート オーラ オーテック」にスポーティグレード「オーテック スポーツスペック(AUTECH SPORTS SPEC)」を設定し、2025年2月4日より販売開始すると発表した。
オーテック スポーツスペックはハンドリングや加速感までチューニングしたオーテックのトップモデルで、「セレナ」に続いて、ノート オーラに設定された。またノート オーラには、2024年7月にマイナーチェンジを行い4WD車を追加した「ノート オーラ NISMO」が設定されているが、今回のオーテック スポーツスペックの登場により、異なるキャラクターのスポーティモデルを選べるようになった。
フロントバンパーをはじめとした専用のエクステリアをはじめ、専用シグネチャーLED、専用サイドターンランプ。そしてブルーステッチで刺繍が施されたブラックレザーシート、ダークウッド調フィニッシャー、専用ブラック本革巻きステアリング、オーテックエンブレムなどの専用装備を標準装備。
さらに、専用チューニングコンピューター(VCM)、専用サスペンション(スプリング、ショックアブソーバー)、パフォーマンスダンパーのオーテック スポーツスペック専用メカニズムを標準装備。加えてルーフスポイラー、リアエンブレムの専用エクステリア、専用車速感応式電動パワーステアリング、205/50R17 93W XLタイヤ(ミシュラン ePRIMACY)。さらにインテリアには、センターコンソールにエンブレムが装着されている。
数々の専用装備が装着されたノート オーラ オーテック スポーツスペックは、車体への入力を効果的に減衰させるパフォーマンスダンパー、トータルバランスに優れたミシュランタイヤ、大型のルーフスポイラーなどの採用を軸に、熟練のテストドライバーが徹底的に走り込みを行い、車両姿勢やサスペンション仕様、パワーステアリング特性をチューニング。さらに、加速フィールをつかさどるコンピューターも専用仕様とすることで、安心感の高いハンドリングと爽快で質感の高い乗り味が特徴となっている。
ノート オーラ オーテック スポーツスペックの駆動方式は2WDのみで、車両本体価格は319万8800円(消費税込)となっている。一方、ノート オーラ NISMOは2WD車が307万2300円(消費税込)、4WD車は347万3800円(消費税込)。同じカスタマイズモデルながら、異なる味付けが施されているので、どちらが自分にマッチしているのかを選ぶ楽しさも味わえる。