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2024年、ロールス・ロイスの至高のビスポークを振り返る…カスタマーと「会話」することから生まれたクラフツマンの高い技術力を見てみよう

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TEXT: AMW  PHOTO: Rolls-Royce Motor Cars

  • ロールス・ロイス ファントム シンティラ:内装には86万9500針もの刺繍が施され、マスコットの表情豊かなフォルムにインスパイアされた連続的なグラフィックが描かれている
  • ロールス・ロイス ファントム シンティラ:スターライト・ヘッドライナーには、スピリット・オブ・エクスタシーの流れるようなガウンにインスパイアされている
  • ロールス・ロイス ファントム シンティラ:ダッシュボードの装飾は「セレスティアル パルス ギャラリー」と呼ばれ、恍惚のスピリットの儚い存在を表現している
  • ロールス・ロイス ファントム シンティラ:スピリット・オブ・エクスタシーの幽玄な美しさ、優美さ、遺産を表現している
  • ロールス・ロイス ファントム シンティラ:スピリット・オブ・エクスタシーはセラミック仕上げ
  • ロールス・ロイス ブラックバッジ ゴースト シティライト:イルミネーテッド・フェイシアにロンドンのパノラマを表現したデザインが採用
  • ロールス・ロイス ブラックバッジ ゴースト シティライト:グラフィックは8372個のレーザーエッチングで構成されている
  • ロールス・ロイス カリナン インスパイアード バイ ローズ:ロイス本社の中庭で特別に栽培されたファントム・ローズから着想を得て製作
  • ロールス・ロイス カリナン インスパイアード バイ ローズ:フロントとリアのヘッドレストにローズの刺繍が施される
  • ロールス・ロイス ファントム エクステンデッド ゴールドフィンガー:インテリアはネイビーのレザーとロイヤル・ウォールナットのウッドパネルで仕立てられている
  • ロールス・ロイス ファントム エクステンデッド ゴールドフィンガー:グローブボックスの内側のリッドには、ゴールドフィンガーの象徴的な台詞があしらわれている
  • ロールス・ロイス ファントム エクステンデッド ゴールドフィンガー:フロントシートの間のセンターコンソールに用意された隠された保管庫。ファントムの「スピードフォーム」(車体デザインを示すミニチュアの型)で成形された、イルミネーションで照らされる18金の輝く金塊を収められるようデザインされた
  • ロールス・ロイス スペクター ルナフレア:米国の顧客のために製作されたビスポークモデル
  • ロールス・ロイス スペクター ルナフレア:ネイビーブルー、ホワイト、ピオニーピンクの色調は月暈(げつうん/つきがさ)で見られる色のスペクトルを思い起こさせ、シート、ドア、スターライト・ヘッドライナーに施されている
  • ロールス・ロイス スペクター ルナフレア:月の光が巻雲の氷の粒子に反射して生じる月暈(げつうん/つきがさ)から着想を得たボディカラーを採用
  • ロールス・ロイス ゴースト エクステンデッド シリーズII ザ エンカウンター:ロールス・ロイスの創業120周年を記念して製作された
  • ロールス・ロイス ゴースト エクステンデッド シリーズII ザ エンカウンター:コーチラインには同社の歴史的な日付が施される
  • ロールス・ロイス ゴースト エクステンデッド シリーズII ザ エンカウンター:Cピラーとヘッドレストにはチャールズ・スチュアート・ロールズとヘンリー・ロイスのイニシャルがそれぞれ刻まれる
  • ロールス・ロイス ゴースト エクステンデッド シリーズII ザ エンカウンター:Cピラーとヘッドレストにはチャールズ・スチュアート・ロールズとヘンリー・ロイスのイニシャルがそれぞれ刻まれる
  • ロールス・ロイス ファントム イヤー オブ ザ ドラゴン:龍のアートワークが製作された
  • ロールス・ロイス ファントム イヤー オブ ザ ドラゴン:伝統的な龍のシンボルから着想を得て細部まで丹念に作り込まれている
  • ロールス・ロイス ファントム イヤー オブ ザ ドラゴン:スターライト・ヘッドライナーには677個のスターが描かれ、龍のデザインを採用
  • ロールス・ロイス ファントム エクステンデッド ゴールドフィンガー:劇中で使われた1937年製の「ファントムIII セダンカ・デ・ヴィル」をモチーフに製作された
  • ロールス・ロイス ファントム イヤー オブ ザ ドラゴン:助手席のフロントパネルには手描きの龍のアートワークが施される
  • ギリシア彫刻であるサモトラケのニケをイメージして作られたロールス・ロイス ファントム シンティラ

2024年にロールス・ロイスが製作したビスポークモデルを振り返る

2024年もロールス・ロイスのビスポークチームは、これまでにない独創的で意欲的なクルマを世に送り出しました。また、ニューヨークとソウルにビスポークオーダーを受ける「プライベートオフィス」を開設し、進化し続けています。2024年にロールス・ロイスが製作した7台のビスポークモデルを振り返ります。

ユニークなビスポークモデルが数多く登場

2024年に製作されたロールス・ロイスのモデルはビスポーク需要を反映し、顧客の大胆かつ多様な発想を表現することとなった。光学現象から着想を得たモデルや黄金のパターを装備したモデルなど、これまでロールス・ロイスにはなかったユニークなディテールが施されている。これは、ビスポークチームの卓越した創造性、技術、比類なき芸術性の証である。

世界限定10台限定の「ファントム シンティラ」

「ファントム シンティラ」は、スピリット・オブ・エクスタシーの幽玄な美しさ、優美さ、遺産を表現している。内装には86万9500針もの刺繍が施され、マスコットの表情豊かなフォルムにインスパイアされた連続的なグラフィックが描かれている。マスコットはセラミック仕上げで、1910年にクロード・ジョンソンがオリジナルのマスコットを依頼するきっかけとなったギリシャ彫像「サモトラケのニケ」を想起させる仕様になっている。

ダッシュボードの装飾は「セレスティアル パルス ギャラリー」と呼ばれ、恍惚のスピリットの儚い存在を表現している。この作品は、スピリット・オブ・エクスタシーと同じセラミック仕上げの7本のリボンで構成されている。スターライト・ヘッドライナーはスピリット・オブ・エクスタシーの流れるようなガウンから着想を得て、1500個の電球によってアニメーションが流れる。

ロンドンのパノラマを表現した「ブラックバッジ ゴースト シティライト」

このモデルには、イルミネーテッド・フェイシアにロンドンのパノラマを表現したデザインが採用されている。このグラフィックは8372個のレーザーエッチングで構成されており、ピアノブラックのウッドパネルの表面にひとつひとつ手作業で配置されている。

特別なローズから着想を得た「カリナン インスパイアード バイ ローズ」

グッドウッドにあるロールス・ロイス本社の中庭で特別に栽培されたファントム・ローズから着想を得て製作された。ビスポークチームのデザイナーは様式化されたバラのモチーフを制作し、フロントとリアのヘッドレストに刺繍で反映している。

黄金が随所に光る「ファントム エクステンデッド ゴールドフィンガー」

映画『007/ゴールドフィンガー』の公開60周年を記念して、「ファントム エクステンデッド ゴールドフィンガー」を製作した。インスピレーションの源となったのは、同作品の悪役、オーリック・ゴールドフィンガーが所有する1937年製の「ファントムIII セダンカ・デ・ヴィル」だ。

オーリック・ゴールドフィンガーが使用した黄金のパターや、フロントシートの間のセンターコンソールに用意された「スピードフォーム」(車体デザインを示すミニチュアの型)など、映画の重要なシーンにちなんだ独創的な装飾が施されている。フロント・フェイシアの全幅にわたるギャラリーに配されたビスポークのアートワークは、手描きでフルカ峠の等高線地図を精密かつ芸術的に表現している。

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