『ワイルド・スピード』&『ナイトライダー』のエッセンスも取り入れたドリ車仕様
オーナーの“山ピー”さんの年齢は40代で、新車で登場した当時も100系のチェイサーに乗っていたとのこと。
「20代の時に乗っていましたけれど、ホントにモテました。女性に。夢をもう一度ではないけれど、もう一度モテたくて買いました」
と冗談まじりに話す“山ピー”さんは、1JZ型エンジンだけでなく、2JZ型エンジンにも乗っていて、直6ターボのフィーリングが本当に好きで、当時乗っていた100系チェイサーに戻ったという。
200万円で手に入れたチェイサー ツアラーVを、約450万円と車両本体価格の2倍以上かけてチューニングを施している。そのメニューを抜粋すると、外装はエアロパーツをはじめ、全塗装、NOSノズル、そして『ナイトライダー』のようなランプ。内装もロールバー、シート、NOSタンクを装備。520psまで向上したエンジンはHKSのハイカム、タービン、エキマニ……と書き切れないほどだ。
ボンネットを走る、『ワイルド・スピード』のブライアンカラーのストライプはすでに廃番となっているので交換がきかないと笑いながら話す“山ピー”さんは、とても40代とは思えない風貌だ。ピカピカに手入れされたクルマにふさわしい自分でありたいという想いが、その姿に表れていると感じた。
>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)