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新車から31年愛用する「三菱ジープ」にはアイデア満載のカスタムがいっぱい! 真似してみたいモディファイを紹介します

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TEXT: 勝村大輔(KATSUMURA Daisuke)  PHOTO: 勝村大輔(KATSUMURA Daisuke)

  • 三菱 J53型 ジープ:ボディにはダッシュからリアまで補強のためにワンオフのロールケージが装着されている
  • 三菱 J53型 ジープ:フロントに装着されているウインチは、ナンバーステーを兼ねたカバーで覆われている
  • 三菱 J53型 ジープ:使用する時にカバーを外す仕組み。同時にワイヤーも雨から守っている優れものだ
  • 三菱 J53型 ジープ:この1993年式を新車で購入し、現在まで乗り続けている
  • 三菱 J53型 ジープ:ホイールはチャンピオン ビードロックで、これに33×10.5 R15サイズのトーヨータイヤ オープンカントリーM/Tを組み合わせている
  • 三菱 J53型 ジープ:足まわりは社外のリーフやシャックルを使って2.5インチ程度のリフトアップ。ショックはFOX製をチョイスしている
  • 三菱 J53型 ジープ:足まわりに合わせてフェンダーも純正よりワイドとなっている
  • 三菱 J53型 ジープ:ヘビーデューティなステップの上にはスコップを装着
  • 三菱 J53型 ジープ:追加メーターやスイッチが満載されるコクピット
  • 三菱 J53型 ジープ:BESTOPのフレームを使って純正の幌を装着している
  • 三菱 J53型 ジープ:リアのヒッチカーゴもピントルフック用に製作したワンオフ
  • 三菱 J53型 ジープ:背面に装着したジェリ缶は、側面に蛇口を取り付けたウォータータンクとなっている
  • 三菱 J53型 ジープ:車内は純正シートが外されて、レカロLXを2脚のみ装着したシンプルなスタイル
  • 1993年式 三菱 J53型 ジープと、オーナーの堀井秀明さん

新車から乗るベテランが楽しむ本格的オフロードカスタム

2024年9月14日~15日に山梨県のスタックランドファームオフロードコースで毎年恒例の「ジープジャンボリー」が開催されました。「三菱ジープ」を中心に、ウィリス「MB型」から現行のジープ「ラングラー」まで幅広いジープが会場に集まった中から、今回は新車で購入したJ53型の三菱ジープに30年以上も現役で乗り続けているオーナーを紹介しましょう。

新車から乗り続ける三菱ジープでカスタムを楽しむ

ジープが数多く集まる会場でまず目に入ったのが、巨大なタイヤを装着したJ53型の三菱ジープだ。ソフトトップを装着し、かなりワイルドなスタイル。三菱ジープはノーマルやライトカスタムで乗る人が多く、リフトアップカスタムは決してメジャーではない。

オーナーの堀井秀明さんは、この1993年式の三菱ジープJ53を新車で購入し、現在まで乗り続けている大ベテランだ。このジープを手に入れる前はトヨタ80系「ランドクルーザー」、60系ランドクルーザー、三菱「パジェロ」など、さまざまな4WDに乗り継いできたそう。そんな堀井さんがジープだけはずっと手放さずに乗り続けてきたというわけだ。しかもリフトアップをはじめとしたカスタムも施し、今でもこのクルマに乗ることを楽しんでいるのだ。

本格的なオフロード走行も可能なボディと足まわりにカスタム

ボディにはダッシュからリアまで補強のためにワンオフのロールケージが装着されており、BESTOPのフレームを使って純正の幌を装着している。外からはあまり目立たないが、ボディは大幅に強化されているのだ。車内は純正シートが外されて、レカロLXを2脚のみ装着したシンプルなスタイルだ。

足まわりは社外のリーフやシャックルを使って2.5インチ程度のリフトアップ。ショックはFOX製をチョイスすることで、高速走行時にもフラフラしないよう考慮されているそうだ。ホイールはチャンピオン ビードロックで、これに33×10.5 R15サイズのトーヨータイヤ オープンカントリーM/Tを組み合わせている。そんな足まわりに合わせてフェンダーも純正よりワイドとなっている。

「タイヤの外径も大きくなっているので、こういったイベントに出かけたりツーリングに行くのも快適です」

各部にアイデア満載のモディファイが多数

フロントに装着されているウインチは、ナンバーステーを兼ねたカバーで覆われており、使用する時にカバーを外す仕組み。同時にワイヤーも雨から守っている優れものだ。またリアのヒッチカーゴもピントルフック用に製作したワンオフ。さらに背面に装着したジェリ缶は、側面に蛇口を取り付けたウォータータンクと、アイデア満載のカスタムを楽しんでいる。

神奈川県にお住まいの堀井さんは、NOxの関係でオリジナルの4DR6型ディーゼルターボでは登録ができないため、エンジンをJ57に搭載されていた2.6LガソリンのG54Bに載せ替えているそう。燃費は良くないが、よく走るそうだ。

じつは堀井さんの息子さんは、三菱ジープのカスタムで有名な堀井商会の代表。ディープなジープ好きもこれで納得というわけだ。

>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)

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