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ジープTJ型「ラングラー」の謎モデル「トレイルキャット」とは?「いかにもありそうな仮想の限定車を自分で設定しました」

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TEXT: 勝村大輔(KATSUMURA Daisuke)  PHOTO: 勝村大輔(KATSUMURA Daisuke)

  • ジープ TJ型 ラングラー:ベース車両はTJラングラー最後の年となる2006年式で、浮浦さんは2008年に入手
  • ジープ TJ型 ラングラー:「あまり派手なカスタムはしてませんが、今のままで全然飽きないですね」とオーナーは語る
  • ジープ TJ型 ラングラー:ボンネットのブラックは塗装で、その上のスターマークはカッティングシートで再現
  • ジープ TJ型 ラングラー:ボンネットは、サイドにダクトが備わるRINEI社のFRP製
  • ジープ TJ型 ラングラー:「Trailcat」はオーナーによる仮想の限定車。ロゴもオーナーがデザインしたもの
  • ジープ TJ型 ラングラー:ボンネットは、サイドにダクトが備わるRINEI社のFRP製
  • ジープ TJ型 ラングラー:エンジンまわりはAIR AID社製のインテークシステムや、ヘダースに交換することで、フィーリングアップを図っている
  • ジープ TJ型 ラングラー:タイヤは純正よりひと回り外径の大きい235/75R15サイズのBFグッドリッチ オールテレーンT/Aを装着している
  • ジープ TJ型 ラングラー:歴代ジープの中でTJラングラーは初めて右ハンドルが販売されたモデルということもあって、日本でも根強い人気を誇っている
  • ジープ TJ型 ラングラー:マニュアル車を探してこの個体を購入。2005年モデルから2年間だけ6速マニュアルとなっていた
  • ジープ TJ型 ラングラー:背面タイヤを外して替わりにジェリ缶を装着している
  • ジープ TJ型 ラングラー:ドア前には猫のシルエットのステッカー。これもオーナーの遊び心
  • 2006年式ジープ TJ型 ラングラーと、オーナーの浮浦さん

右ハンドルのTJラングラーで楽しむオープンエア満喫のジープライフ

2024年9月14日~15日に山梨県のスタックランドファームオフロードコースで毎年恒例の「ジープジャンボリー」が開催されました。「三菱ジープ」を中心に、ウィリス「MB型」から現行のジープ「ラングラー」まで幅広いジープが会場に集まった中から、今回は真っ赤なTJ型ジープ「ラングラー」で参加したオーナーを紹介します。

オーナーがイメージする仮想限定車「Trailcat」

ジープジャンボリーにエントリーするのは、もちろん三菱ジープだけではない。本家アメリカのジープも数多くエントリーしている。そんな中で気になったのが、この赤いTJ型「ラングラー」だ。「Trailcat」というステッカーが貼られ、ドア前には猫のシルエットのステッカー、さらに中央がブラックとなったボンネットには、多くの限定車に使用される陸軍のスターマーク。あまり聞いたことのない珍しいパッケージの限定車かと、オーナーの浮浦さんに声をかけてみると、

「じつはこれ、自分で設定した、いかにもありそうな仮想の限定車なんです。ロゴも考えて作成しました。ボンネットのブラックは塗装で、その上のスターマークはカッティングシートで再現してます」

と教えてくれた。

マニュアル車を探して2006年モデルの6速仕様を入手

ベース車両はTJラングラー最後の年となる2006年式で、浮浦さんは2008年に入手している。じつはこのクルマを入手する前は普通の乗用車に乗っていたそうで、このTJラングラーが初めてのジープなんだとか。歴代ジープの中でTJラングラーは初めて右ハンドルが販売されたモデルということもあって、日本でも根強い人気を誇っている。

「じつは前からマニュアル車が欲しくって、ずっと探してこのクルマを購入しました。TJラングラーって、それまで5速マニュアルだったんですが、2005年モデルから2年間だけ6速マニュアルなんですよね。長距離も快適だし、燃費も10km/Lくらいは走ります。なんと言ってもジープは開放感が最高ですね。冬でもオープンで走るほどオープンエアを満喫してます!」

派手なカスタムはしなくても全く飽きないジープライフ

前述の通りブラック塗装を施したボンネットは、サイドにダクトが備わるRINEI社のFRP製に交換し、背面タイヤを外して替わりにジェリ缶を装着しているほかは、基本的にノーマルのままだ。車高やホイールなどの足まわりも基本的にカスタムせずノーマルのまま。唯一、タイヤは純正よりひと回り外径の大きい235/75R15サイズのBFグッドリッチ オールテレーンT/Aを装着している。

またエンジンまわりも純正ながら、吸排気系を中心にライトチューン。AIR AID社製のインテークシステムや、ヘダースに交換することで、フィーリングアップを図っている。

「あまり派手なカスタムはしてませんが、今のままで全然飽きないですね。足まわりもノーマルで十分だし、この状態が最高です!」

>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)

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