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26台限定の日産「マーチ ニスモS 30th」を運よくゲット!「ケンメリ」から「R32」まで乗り継いだ「スカイライン党」も満足できる名車とは

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TEXT: 小鮒康一(KOBUNA Koichi)  PHOTO: 宮越孝政(MIYAKOSHI Takamasa)

  • 日産 マーチ ニスモ S 30th:2014年にニスモ創立30周年を記念してインターネット限定でリリースされた
  • 日産 マーチ ニスモ S 30th:30周年記念モデルはニスモSが26台、ニスモが17台という超希少モデル
  • 日産 マーチ ニスモ S 30th:特別装備としてニスモ製のフロントアンダースポイラーが備わる
  • 日産 マーチ ニスモ S 30th:アグレッシブなデザインのニスモ専用バンパー
  • 日産 マーチ ニスモ S 30th:16インチの大径ホイールを履く
  • 日産 マーチ ニスモ S 30th:れっきとしたカタログモデルであるため、パワートレインが換装されていてもしっかりメーカー保証が備わっていた
  • 日産 マーチ ニスモ S 30th:専用エキゾーストシステムが装着される
  • 日産 マーチ ニスモ S 30th:カーボンドアミラーカバーは経年の影響が出てきている
  • 日産 マーチ ニスモ S 30th:パワートレインを、専用チューニングが施された直列4気筒1.5Lのエンジンと5速MTに換装
  • 日産 マーチ ニスモ S 30th:コーションプレートには、実際に搭載されているエンジンの「HR15DE」ではなく、ベース車に搭載されている「HR12DE」の刻印が打たれている点も面白い
  • 日産 マーチ ニスモ S 30th:運転席は換装済み。助手席はオリジナルで備わっていたスエード調レカロシート
  • 日産 マーチ ニスモ S 30th:ニスモ製のルーフスポイラーも専用の特別装備
  • 2014年に限定販売された日産 マーチ ニスモ S 30thと、オーナーの関 敏昭さん(クルマの名義は奥さま)

限定26台の貴重なマーチ ニスモ S 30th

日産車のカスタマイズ(特装)専門の会社として1986年に設立されたオーテックジャパンは、2022年に日産モータースポーツ&カスタマイズ株式会社オーテック事業部となりましたが、引き続き魅力あふれるモデルをリリースしています。そんなオーテックが手がけたクルマに乗るオーナーが一堂に会する「AOG湘南里帰りミーティング」が、2024年も11月16日に神奈川県の大磯ロングビーチで開催。今回は、2014年に26台限定で抽選販売された希少モデル、「マーチ ニスモ S 30th」で参加していたオーナーに話を聞いてみました。

パワートレインは1.5リッター5速マニュアルに換装

日産の普通車のボトムラインを担うだけでなく、モータースポーツの入門車としても人気を集めた「マーチ」。3代目にはオーテックが手がけた「12SR」や「15SR-A」が、4代目にはニスモロードカーとして「ニスモ」シリーズがコンプリートカーとして設定されていたことでも知られている。

4代目K13型に設定された「マーチ ニスモS」は、エクステリアにニスモが手がけたエアロパーツが備わり、足まわりなども専用チューンが施されているだけでなく、通常モデルでは1.2Lの直列3気筒エンジンとCVTの組み合わせのみとなっているパワートレインを、専用チューニングが施された直列4気筒1.5Lのエンジンと5速MTに換装しているというのが大きな違い。

そのため、車体に備わるコーションプレートには、実際に搭載されているエンジンの「HR15DE」ではなく、ベース車に搭載されている「HR12DE」の刻印が打たれている点も面白いところ。

ただマーチ ニスモSはれっきとしたカタログモデルであるため、パワートレインが換装されていてもしっかりメーカー保証が備わっており、このあたりがメーカー純正カスタマイズカーの魅力とも言えるだろう。

10年乗っていても全く飽きることがない

今回お話を伺った関 敏昭さん(クルマの名義は奥さま)の2014年式マーチ ニスモSもそんなメーカー謹製のカスタマイズカーということになるのだが、なんとも希少なのが2014年にニスモ創立30周年を記念してインターネット限定でリリースされた「30th」というモデル。

特別装備としてニスモ製のフロントアンダースポイラーとルーフスポイラーが備わり、ボディカラーが「ニスモチャンピオンシップホワイト」という専用カラーになる点が最大の特徴。

このモデルは「ニスモS」が26台、1.2L+CVTのパワートレインを持つ「ニスモ」が17台という超希少モデルであり、ダメもとで申し込んでみたところ当選し、あれよあれよという間に購入することになったという。

関さんは日産のディーラーで桜井眞一郎氏の本を読んだことで虜になり、ケンメリ、ジャパン、R30、R32(3台)を乗り継いだ「スカイライン」党。奇しくもオーテックジャパンも桜井眞一郎氏が創設した会社であり、運命的なものを感じてしまうエピソードだ。

スカイラインを乗り継いだ関さんとしてはややパワー不足は気になるものの、操っている感が高く、10年乗っていても全く飽きることがないというのがお気に入りポイントとのこと。

とくにチューニングやカスタマイズはしていないが、10年の歳月でヤレてきた部分が気になるということで、今後はリフレッシュを進めていきたいと話してくれた。

>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)

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