スタンス系のZ33からステップアップした先はアテンザ
2024年9月15日に千葉県のロングウッドステーションで開催された「CLEAN CULTURE JAPAN(クリーンカルチャー ジャパン)」は、アメリカン・カーカルチャーをテーマにしたカスタムカーのイベント。そんな会場で、鮮やかなレッドのボディをローダウンしてゴールドのSSRホイールでアピールしていたマツダ「アテンザ」が目立っていました。オーナーが語るこだわりのカスタムとは。
大人のクルマを探してアテンザを購入
日産Z33型「フェアレディZ」のスタンス系カスタムから、2015年式マツダ「アテンザ」に乗り換えたという、“りょきき”さん。なぜZからアテンザにクルマをチェンジしたのだろうか。
「ちょっと大人のクルマに乗りたいな、と思ってセダン車を探してたんですよ。後ろに人が乗せられるようなクルマがいいなと思っていて、それでアテンザを見つけたという流れですね。イベントで見て、下げた姿がすごくカッコいいなと思っていたんで」
足まわりは、動きが速いハイドロシステム
大人のクルマということでアテンザを購入した“りょきき”さんだが、現在のアテンザは当初の思惑とはちょっと違った仕様となっているようだ。まず足まわりはリモコンで4輪独立コントロール可能がハイドロ仕様、リアシート部分には巨大なウーファーボックスが鎮座しているという具合だ。
「ハイドロが入ってる状態で購入して、そこから自分好みにちょっとずつ煮詰めていったような感じですね。ハイスピードのエアサスもありますけど、やっぱハイドロの方が明らかに上げも下げもストンって下がる感じで、それがカッコいいなと思って。イベントとか行って下がってると“エアサスでしょ”みたいな感じがあるんですけど、そういう人の前で1回上げてバシュって下げて、“凄ぇ!”って。
ウーファーボックスはDIYで、アンプ(1200W)とスピーカーはオライオンです。一応元には戻せるようにしていますが、落ち着きたくてセダンに買ったんですけど、結局意味ないことしてますよね(笑)」
足まわりにハイドロを選んだ“りょきき”さんのアテンザ、ハイドロ関係のトラブルなどはないのだろうか。
「アキュームにガスが入ってるんですけど、それを定期的に補充しとけばいいぐらいの感じです。あとは別に破れたりも特にないです。エアサスみたいにエアバッグが中にあるわけじゃないんで。たまに気分転換で上げたりとかして遊んでます」