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先代「86」が忘れられずトヨタ「GR86」にカムバック! HKS製エアロとヴァレンティの光りモノでスタイルは完成…次はターボでパワーアップを目指す

トヨタ GR86:ZN6を一度は手放し、他のクルマに乗っていたがスポーツカーの楽しさが忘れられずZN8でカムバックした、“きゃさば”さん

ホワイト×ブラックの塗り分けでローフォルムを強調

2024年12月7日に千葉県の袖ケ浦海浜公園で「86/BRZクリスマスオフ会」が行われました。「そでがーでん」という地元のイベントとのジョイント開催で、通常の駐車スペースではなく、芝生の広場を会場にトヨタ「86」/スバル「BRZ」が110台がずらりと並びました。そんな会場から今回は、HKS製エアロを中心としたコーディネートが光る1台を紹介しましょう。

ベースグレードのRCを入手して見事なカスタムを施した

イベント会場を歩いていると、低い車高に大きく張り出したHKSフロントリップを装着したトヨタ「GR86」を発見。車高もかなり低いようだ。オーナーの“きゃさば”さんにお話を伺ってみた。

「このクルマは2022年式のGR86 RCです。軽自動車からの乗り換えなんですが、じつは今から8年ほど前にZN6(先代86)に乗っていたことがあって、またスポーツカーに乗りたいと考えていました。そんな時にモデルチェンジしてZN8(GR86)が発売になったと聞いて、思い切ってカムバックすることにしました。ところが当時なかなか新車が購入できず、納車まで何カ月も待つと聞いていたので、あえて新車よりも早く入手できる新古車を購入しています。今はひと通り手を入れたこの状態で毎日通勤にも使ってます」

本格的レーシングギアとしてHKSのカーボン製エアロパーツを導入

“きゃさば”さんがチョイスしたエアロはHKS製で、フロントスポイラーやカナード、サイドスカート、サイドパネル、リアスポイラー、GTウイングなどを装着しているが、フロントスポイラーとサイドスカートのみボディ同色でペイントして装着している。

フロントリップが大きく張り出して見えたのは、芝生の上だったことと、リップがホワイト塗装であることも影響していそうだ。ボンネットは近藤エンジニアリングのカーボン製で、表面をホワイトでペイントし、ダクト部分のみカーボンを残した塗り分けバージョンのプロトタイプ。ダックテールはTRD製をチョイスしているそうだ。

ちなみにルーフはブラックでペイントし、ミラーはカーボン製のカバーを装着している。またヘッドライトやテールライト、サイドウインカーなどは全てヴァレンティ製で統一。こうして現在のスタイルとなったのだ。

今後の目標は過給器装着によるパワーアップ!

足まわりにも手が入っている。車高調は当初ブリッツを装着していたが、現在はより自分に合った乗り心地を求めてHKSのハイパーマックスに仕様変更しているそうだ。さらにランデュースの356mmローター&ビッグキャリパーを装着してストッピングパワーを強化。これに合わせるホイールは5スポークのADVAN Racing GTビヨンドで、18×8.5J インセット+45サイズに225/40R18のADVAN FLEVAを組み合わせている。全体的にモノトーンなコーディネートだが、キャリパーとフロントの牽引フックのみイエローとすることでアクセントとなっている。

「スタイルはある程度満足しています。ブレーキも強化したし、今後は過給器の装着を考えています。スーパーチャージャーもいいけど装着するならやっぱりターボがいいかな」

>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)

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