なんと無料で修理対応してくれることに
約2時間後に到着したADACのロードサービス。よく見かける黄色いクルマで、到着するとすぐにサービスの方が前輪を外し、タイヤとチューブを分離してパンクの原因チェックを開始。すると、「穴が空いていますね」とのこと。しばらく横で観察していたのですが、
「しばらく時間がかかるので、寒いからお家の中で待っていていください。終了したらお電話します」
と、サービスの方。ありがたくも自宅へいったん戻りました。それから約1時間後、電話が鳴って自転車を見に行くとパンク修理完了! なんとありがたいことでしょうか。ADACの方によると気温が氷点下のため、チューブの穴を塞ぐ接着剤がなかなか固まらなかったそうです。
極寒の中で早急に修理をしてくださって本当に助かりました。そして、ADAC会員は修理代が無料だとおっしゃるではないですか。少しばかりのお気持ちを包ませていただいたのですが、固辞されていたので、感謝のお気持ちをお伝えしながらおばちゃんパワー丸出しで握手の手にギュッと忍ばせておきました(笑)。
ドイツではADACのロードサービスのことを「Gelbe Engel=黄色い天使」と称するのですが、まさに私にも黄色い天使が舞い降りて救ってくださいました。
ADACは私が取材に行くDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)やニュルブルクリンク24時間レースの主催者でもあり、いつも身近な存在でしたがこんな形でお世話になるとは思ってもみませんでした。Danke!(ありがとう)