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中国専売モデルがグローバル展開に! VW新型「タイロン」は7人乗も設定…日本市場への投入に期待がもたれるSUVを紹介します

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TEXT: iconic  PHOTO: Volkswagen AG

よりどりみどりな充実したパワートレイン群

SUVらしい力強さのあるエクステリアから一転して、インテリアはシンプルで上質な空間に仕立てているのが特徴。運転席前には10.25インチのデジタルコックピットプロ、ダッシュボード中央に12.9インチのタッチスクリーンを配置。オプションでヘッドアップディスプレイと15インチの大型タッチディスプレイを選択することも可能となっている。

ラインナップは、エントリーモデルとなるマイルドハイブリッドの「eTSI」があり、フラッグシップモデルとして、204ps仕様と272ps仕様の2種類のプラグインハイブリッド「eHybrid」を設定。さらにガソリンターボエンジンを搭載した「TSI」と、ディーゼルターボエンジンの「TDI」をラインナップする。なお、eHybridには19.7kWhのバッテリーを搭載し、100kmを超えるEV走行を実現している。

最上級グレードのプラグインハイブリッド「eHybrid」以外では5人乗りのほか、7人乗りも選択可能となっている(eHybridは5人乗りのみ)。

また、5人乗りのラゲッジスペースは885Lの容量を確保しており、2列目シートを格納することで最大2090Lまで拡大可能となっている。7人乗りでは345〜1905L、プラグインハイブリッド「eHybrid」(5人乗り)は705〜1915Lとなる。

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現在、日本でのラインアップでは7人乗りが選べるのは、MPVの「ゴルフ トゥーラン」のみ。ここにSUVのタイロンが追加されれば、アクティブなライフスタイルを実践するファミリー層へのアピールは十分だろう。現行ゴルフの勢いがいまいちの日本市場で、タイロンが意外とブレークスルーするかもしれない。

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