クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB

クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

  • TOP
  • CUSTOM
  • 部品取りの三菱「ジープ」を純正に戻した理由は? ノーマルの乗り味を知るためでした…いまでは超貴重な初期型エンケイ「バハ」ホイールに注目です
CUSTOM
share:

部品取りの三菱「ジープ」を純正に戻した理由は? ノーマルの乗り味を知るためでした…いまでは超貴重な初期型エンケイ「バハ」ホイールに注目です

投稿日:

TEXT: 勝村大輔(KATSUMURA Daisuke)  PHOTO: 勝村大輔(KATSUMURA Daisuke)

  • 三菱J55型ジープ:購入時に足まわりがリフトアップされていたが、オリジナルの足まわりがどんなものかを知るためにノーマルに戻している
  • 三菱J55型ジープ:もともとこのクルマは知人が部品取り車として所有していたものを譲り受けた
  • 三菱J55型ジープ:幌は当初BESTOP製の社外品が付いていたが、J59型用のオプション品だった幌を入手して装着し純正に戻した
  • 三菱J55型ジープ:初期型のエンケイ バハはホイールナットがテーパーではなく、ストレートの専用品となる
  • 三菱J55型ジープ:ずっとバイクひと筋だったというオーナーにとって、このジープが人生初のクルマ
  • 三菱J55型ジープ:ノーマル車高の乗り心地も悪くないという
  • 三菱J55型ジープ:「この幌、結構縮んできてるので、もう外せません」とのこと
  • 三菱J55型ジープ:現在はジープで思う存分にキャンプを楽しんでいる
  • 三菱J55型ジープ:初期型のエンケイ バハ ホイールに組み合わされるタイヤは、BFグッドリッチ マッドテレーンT/A
  • 1994年式三菱J55型ジープと、オーナーの伊東さん

バイク乗りが初めて乗るクルマに選んだのは知人から譲り受けた三菱ジープ

2024年9月14日~15日に山梨県のスタックランドファームオフロードコースで毎年恒例の「ジープジャンボリー」が開催されました。「三菱ジープ」を中心に、ウィリス「MB型」から現行のジープ「ラングラー」まで幅広いジープが会場に集まった中から、今回は、初のクルマがこの三菱J55型ジープというオーナーを紹介します。

荷物を積めるジープはキャンプの相棒に最適

ここに紹介するブラックの三菱J55型ジープのオーナーは伊東さん。これまでずっとバイクひと筋だったそうで、3年前に手に入れたこの1994年式のJ55が初めてのクルマだったという。初めてのクルマにいきなりジープというのも思い切った選択をしたものだが、本人はこう語る。

「半分オープンみたいなジープはバイクと感覚も近いし、どちらかというと普通のクルマに慣れている人がジープに乗る方が大変なんじゃないですかね。私に言わせると、屋根があるのはそれだけで偉大ですよ」

以前バイクでキャンプに行っていた頃は、荷物も最小限にして厳選したギアのみをチョイスしていたが、ジープに乗ってからはキャンプ道具もサイズや重さを気にしなくてよくなったため、現在はジープで思う存分にキャンプを楽しんでいるそうだ。

部品取り車を入手してあえてノーマル戻しを楽しむ

もともとこのクルマは知人が部品取り車として所有していたもので、それをそのまま譲り受けたそう。購入当初、すでに足まわりがリフトアップされていたそうだが、オリジナルの足まわりがどんなものかを知るためにノーマルに戻している。

じつは幌も当初はBESTOP製の社外品が付いていたそうだが、できれば純正に戻したいと思い、J59型用のオプション品だった幌を入手して装着。こちらも純正に戻したそうだ。

「皆さんリフトアップする人が多いですが、ノーマル車高の乗り心地も悪くないし、意外と良いですよ。幌もやっぱり純正の作りはよくできてますね。でもこの幌、結構縮んできてるので、もう外せません。外したら二度と装着できないと思います(笑)」

貴重な初期型エンケイ バハでドレスアップを楽しむ

純正重視の外観で唯一目立つカスタムポイントがホイールだ。エンケイ バハを装着しているのだが、じつはこれが初期型の珍しいものだという。しかもジープ用の深リムは数が少ないそうだ。初期型のバハはホイールナットがテーパーではなく、ストレートの専用品となる。古いホイールだが、4本ともかなり状態も良く、伊東さんのお気に入りだそう。組み合わされるタイヤは、BFグッドリッチ マッドテレーンT/Aで、ノーマル車高でも装着できる31×10.5 R15サイズをチョイスしている。

カスタムされたジープをあえて純正に戻すことで、当時の雰囲気を味わうのもまた古いジープを楽しむ醍醐味というもの。伊東さんはそんなジープのラゲッジスペースに道具を詰め込んで、キャンプを楽しんでいるのだ。

>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)

すべて表示

 

 

 

 

 

 

 

RECOMMEND

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

 

 

 

 

 

 

 

人気記事ランキング

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

AMW SPECIAL CONTENTS