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彼女はなぜ日産「パオ」にジープ「ラングラー」を増車した? 父の「JL」に感化されて「JK」を買ったのは、仲良くオフロードを走るためでした

2017年式のジープ JK型 ラングラー サハラに乗る野添 樹さん(左)と、2021年式のJL型 ラングラー サハラに乗る父の野添 透さん(右)

「ジープは冒険に連れて行ってくれるクルマです」

2024年9月14日~15日に山梨県のスタックランドファームオフロードコースで毎年恒例の「ジープジャンボリー」が開催されました。「三菱ジープ」を中心に、ウィリス「MB型」から現行のジープ「ラングラー」まで幅広いジープが会場に集まった中から、今回はJK型とJL型のラングラー2台でエントリーした父娘を紹介します。

最初に父がJL型ラングラーを新車で購入

ジープジャンボリーの会場は参加車両の大半が三菱ジープを占めているのだが、歩いていると、先代のJK型ラングラーと最新のJL型ラングラーが並んでいるのを発見。お話を伺ってみると、なんと父娘で仲よくエントリーしたそう。父の野添 透さんと、娘の樹(いつき)さんに詳細を聞いてみた。

最初にジープを購入したのは父の透さん。2021年式のJL型ラングラー サハラだ。フロントにルビコンバンパー、リアにもUS純正を装着。足まわりはXTREME-JのXJ07ホイールにTOYOのオープンカントリーR/Tタイヤを組み合わせている。

JL型ラングラーは徐々に直列4気筒ターボエンジンに置き換わっているが、このクルマはその前の3.6L V6エンジンを搭載した最終のモデル。透さんも気に入って乗っているそうだ。

父の後を追って娘もJK型ラングラーのオーナーに

さてそんな父親を見ていた娘の樹さんは、当時日産「パオ」を所有していたそうだが、父と一緒にオフロードに遊びに行けるクルマを探して、BESTOP社製のソフトトップを装着した2017年式のJK型ラングラー サハラを今から2年ほど前に入手した。ちなみにパオもまだ所有しているそうで、現在は2台持ちということになる。

フロントはJL型用のルビコンバンパーを加工して装着。足まわりは2インチのリフトアップを施したうえで、JK型のルビコン純正ホイールに285/70R17というJL型の標準サイズとなるタイヤを装着している。

じつはまだまだカスタム途上だそうで、今後はサイドステップを変更したり、ソフトトップをハードトップに変更したりと、いろいろ進化させたいと語ってくれた。

休日は父娘一緒にジープでオフロード走行を楽しむ

こうして父娘で一緒にオフロード走行を楽しんでいるという透さんと樹さん。じつはこのジープジャンボリーも、樹さんがJKを購入して1カ月で参加。以来、父娘で一緒に参加しているそうだ。なんとも仲の良い父娘ではないか。

「歴代ジープでフロントグリルにJEEPのロゴが入るのって、JK型だけなんです。私はそこが気に入ってます。今はパオとジープの両方に乗っているけど、ジープは冒険に連れて行ってくれるクルマ。父と一緒にオフロードコースを走るのは本当に楽しいです。それに次は何しようかって考えるとワクワクします!」

と樹さん。父娘の仲を繋ぐのは、世代の違うジープ ラングラー。今後も父娘で一緒にオフロード走行を楽しんでいきたいそうだ。

>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)

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