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ダイハツ「コペン」をDIYでオールペンしたら「エヴァンゲリオン初号機」みたいなカラーリングに!「セルシオ」から乗り換えオープン2シーターに開眼!

ダイハツ コペン:異なるメーカーを組み合わせて作ったディフューザーは迫力たっぷり。リアのエンブレムは内側を赤色にしてさり気なくアピールする

オープンカー独特の開放感がすっかり病みつきに

スタートしてまだ3年目の若いイベントながら、行政や地元企業と積極的にコラボレーションし、高い認知度を得た「山形オープンカーフェス」が、2024年10月5日~6日に月山の麓である西川町の弓張平公園で開催されました。広大な会場で、ひと際ギャラリーの注目を集めたカスタムカーがあります。パープルに全塗装された“つよぽん”さんのダイハツ「コペン」(L880K)です。まずはマイカーとのなれそめから教えてもらいました。

オリジナリティたっぷりのエクステリア

以前はトヨタ「セルシオ」に乗っていたが事故で廃車にしてしまい、サイズもキャラクターも真逆のクルマとしてダイハツ「コペン」を選んでみたという“つよぽん”さん。遠くからでも目を引くボディ色は「エヴァンゲリオン初号機?」とよく聞かれるが、結果的に似たカラーリングになっただけで、目立つことが最優先だったそうだ。

しかも知人に教えを請いながらとはいえ、自分で塗っただけに思い入れもたっぷり。またいくら派手なローズパープルメタリックとはいえ、単色では味気ないと考え差し色の明るいグリーンを追加。まるでアンダーネオンのようなイメージで、ボディ全体をギュッと引き締めてくれた。こだわりを詰め込んだのはカラーだけじゃない。

エアロパーツは純正にアフターメーカー、他車の流用とオリジナリティたっぷり。フロントは純正リップにオリジンの日産シルビア(S15)用アンダーリップスポイラーを加工、サイドステップはレーシングハマーと汎用品を組み合わせている。リアのディフューザーはJモードとユーラスを合体させつつ、大柄なNRFのリアウイングと上手くバランスを取った。取り付けはコネクティングロッドを併用し、見た目の迫力と安全性を両立している。

内装も見た目の迫力と安全性を両立

続いてインテリアに目を移してみたい。一見して分かるようにコンセプトはレッドとブラックのコーディネートで、メーターパネルやステアリングのコラムにはカーボン素材を効果的に使用。アナログ/デジタルを問わず追加メーターも数多く装着して、近未来に登場するメカのコクピットのような雰囲気を醸し出す。

セルシオの前は日産「180SX」やホンダ「シビック」(EG系)などスポーツモデルを乗り継いできた“つよぽん”さん、オープンカーはコペンが初とのことだが、独特の開放感がすっかり病みつきになったと話す。夏は直射日光をモロに浴びるためキツい面もあるけれど、逆に冬は暖房で暖められた空気が車外へ流れにくく、フロントガラスが冷たい風を遮断して意外に暖かい。

チューニングしてもオープンカーの良さは何ひとつスポイルされず、いろいろな楽しみ方や見せ方ができるクルマであることを自ら実践中だ。なお“つよぽん”さんは「福島コペンオーナーズクラブ」でも活動し、2025年の6月には福島オープンカーフェスを開催する予定だ!

>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)

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