足元を引き締めるホイールはボルクレーシングTE37V
2024年9月15日に千葉県のロングウッドステーションで開催された「CLEAN CULTURE JAPAN(クリーンカルチャー ジャパン)」は、アメリカン・カーカルチャーをテーマにしたカスタムカーのイベント。そんな会場で、ド派手なグラフィックをまとったスバル「インプレッサWRX STI」を発見。さっそくオーナーに話を聞いてみました。
10年以上乗り続けているインプレッサ
2013年にそれまで乗っていたスバルGDB型「インプレッサ」から、2009年式「インプレッサWRX STI」に乗り換えたという、“Noki”さん。まずはホイールをレイズのボルクレーシングTE37Vに換えてXYZの車高調をセット。このXYZの車高調は10年ほど経過した後に326パワーの車高調に変更され、エアネクストのエアバックでエアサス化されている。
エクステリアに関しては、基本ほぼノーマルで、フロントリップとリア/サイドディフューザーをセットし、リアウイングに海外製のガーニーフラップを装着。
インテリアに関してはクスコの7点式ロールケージ、バケットシート&タカタのシートベルト、ステアリングはワークスベルの跳ね上げ式ボスと組み合わせたレナウン製。シフトレバーはCAEウルトラシフター、デフィの4連メーターなどに変更されている。
エンジン自体はノーマルだが、HKSのフラッシュエディター、HKSのエアクリ、排気の中間パイプはサード製でエンドはHKSをチョイスしている。
現在のスタイルは好きなようにいじった結果
10数年にわたり各部に手が加えられている“Noki”さんのインプレッサだが、カスタムに対するコンセプトはあるのだろうか。
「好きなようにいじっちゃった、っていう感じですね。最初はUS系だったんですけど。そこからちょっと逸れてきて、自分なりの好きなパーツだけ付けていったらUSDMではなくなっちゃったっていう」
さらにボディには、キャラクターを含んだグラフィックが施されているが、その方向に進んだきっかけは友人のクルマだったという。
「友達がまずサイドに貼ったんですよ。それが出来上がって写真を撮りにいくとき交差点を曲がってる姿を見て、カッコいいと思ったんですね。なんかレーシングカーのバイナルみたいな感じに見えるじゃないですか。それを見た時に、俺もやりたいなと思って痛車を始めました」
グラフィックは、レーシングカーのバイナルをイメージ
“Noki”さんは現在30代だが、痛車的なデザインについてどうとらえているのだろうか。
「どこかのタイミングで、イベントなどに置けて、しかもデザインもカッコいいっていうのが増えてきたんですよね。そこから痛車のデザイナーも、最近増えてきて。それを経て一般のイベントとかでも馴染めるというか、別に毛嫌いされなくなってきた、という感じですね。個人的にはレーシングカーのバイナルみたいなやつにキャラを載せるみたいなイメージですね。
基本がクルマ好きなので、やはり痛車にするにしてもカッコよくなければ意味がない、と思ってるんですよ。べースがカッコよくないとダメ。そういうマインドでやっていますね。貼ってあることによって、キャラクターがかわいいな、カッコいいなみたいに、話ができるのもいいですね」
>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)