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トヨタ「GRヤリス」オーナー注目! プロジェクトμから新作ブレーキキャリパーが登場…なぜリアは2ポットを採用した?

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TEXT: 藤田竜太(FUJITA Ryuta)  PHOTO: AMW

  • プロジェクトμブースにはトヨタ「GRヤリス」が展示されていた
  • デモカーのフロントに装着されていた6POT(FSA6)キャリパー
  • デモカーのリアに装着されていた2POT(FSA2)キャリパー
  • プロジェクトμブースに展示されていたトヨタ「GRヤリス」
  • FSA6(左)とFSA4(右)
  • 6POTキャリパーのFSA6
  • 4POTキャリパーのFSA4
  • フロント用はこれまで32mmのディスク厚が主流だったのを34mmまで入るようにした
  • サーキット専用パッドでは、耐久レース用に特化した「RACING777」がリニューアルした
  • 大型SUVやミニバンなど重量車対応の低ダストタイプのストリートモデル「TYPE-PS HW」も新発売
  • コントロール性能に特化したスポーツモデルのCS-18
  • リアブレーキ強化のために設計したFS2A
  • 1ピースローターを採用したFS4N
  • Φ380ローターも装着可能な6POTアルミ鍛造モデル
  • フロント用はこれまで32mmのディスク厚が主流だったのを34mmまで入るようにした
  • アルコン社とコラボレーションした軽量キャリパーに、4POTタイプが追加されたのも今回のトピックだ
  • プロジェクトμブースに展示されていたトヨタ「GRヤリス」

プロジェクトμが2POTリアキャリパーを開発

ブレーキパーツ総合メーカーのプロジェクトμは、2025年1月10日〜12日に開催された東京オートサロン2025において、フロント6POT(FSA6)/リア2POT(FSA2)の新しいキャリパーをトヨタ「GRヤリス」に装着し展示していました。

ローター厚は20ミリに設定

アフターパーツのブレーキキャリパーといえば、リア用でも4POTが主流だ。しかし、プロジェクトμでは2POTでローター径を大きくし、厚みを増やせるキャリパーを新たに開発した。気になるローターの厚みは20mmに設定されており、前後のバランスを重視したモデルとなっていた。4POTの場合、多くは28~32mmが標準的となっている。しかし、リアにはそれほど大きなブレーキはいらない車種が増えているため、注目製品のひとつとなる。

フロント用はこれまで32mmのディスク厚が主流だったのを34mmまで入るようにした。パッドの面積も増やし、ローターを咥えられる厚みも増したものにアップデートされている。

軽量キャリパーに4POT用が追加

もうひとつ、アルコン社とプロジェクトμがコラボレーションした軽量キャリパーに、4POTタイプが追加されたのも今回のトピック。フロント用の6POTはすでに製品化されていたが、リア用に4POTも新たにリリースしている。電子パーキングのクルマが増えてきたことで、装着できる車種は限られてしまうが、BMWや日産「フェアレディZ」(RZ34)などにはありがたい設定。

このアルコンとのコラボシリーズの良いところは、高温になってもブレーキのフィーリングがほとんど変わらないところ。周回を重ねてもタッチはずっとカッチリしていると評判だ。

またスポーツパッドも新製品があった。これまでプロジェクトμでは、街乗りからスポーツ走行までカバーする「HC M1」が主力だった。そこで「HC M1」に対し、初期バイト(噛みつき感)を少し落としてコントロール性能に振った「HC CS18」が登場。初期バイトを少し落としたことで、積極的に踏んでいけるブレーキになり、回答性のいいクルマとのマッチングを狙っている。

サーキット専用パッドでは、耐久レース用に特化した「RACING777」がリニューアルした。さらにスポーツ系以外では、大型SUVやミニバンなど重量車対応の低ダストタイプのストリートモデル「TYPE-PS HW」も新発売となっている。

その他、4×4オフロード向けの対向6POTキャリパー「XC6II」(新製品)は、三菱自動車ブースに展示された「トライトン」のカスタムモデル「ヒロミ号」にも装着されていた。

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  • 藤田竜太(FUJITA Ryuta)
  • 藤田竜太(FUJITA Ryuta)
  • モータリング ライター。現在の愛車:日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)。物心が付いたときからクルマ好き。小・中学生時代はラジコンに夢中になり、大学3年生から自動車専門誌の編集部に出入りして、そのまま編集部に就職。20代半ばで、編集部を“卒業”し、モータリング ライターとして独立。90年代は積極的にレースに参戦し、入賞経験多数。特技は、少林寺拳法。
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