アメリカ発の最新プロテクションフィルム「ONYXHIELD」が日本上陸
クルマを飛び石などの傷から守るプロテクションフィルム。近年急速に普及が進み、パーツ単位だけでなく、新車購入時にボディ全体をプロテクションフィルムで保護するユーザーも増えてきました。そんな中、日本に上陸した「ONYXHIELD(オニックシールド)は最新の光学技術を用いることで圧倒的なクリア感と耐変色性能、それに施工作業のしやすさを誇るとともに、新たなドレスアップの可能性も提案。プロテクションフィルムの新たな世界とは?
施工しやすいためより広くプロテクションフィルムを普及できる
ここ最近、カーコーティングよりも保護性能が高い「プロテクションフィルム」の注目度がクルマ好きの間で増している。
ONYXHIELD Japan(オニックシールド・ジャパン)が日本のユーザーに提案しているプロテクションフィルムの「ONYXHIELD」は、精密光学技術に基づいて「オプティカルPPF(ペイントプロテクションフィルム)」を世界で初めて開発した高品質保護フィルムブランドの製品だ。
アカウントマネージャーの原田 篤史さんによると、後発メーカーの製品なので他ブランドのプロテクションフィルムよりもアドバンテージポイントが多く、光学性能や耐変色性能はもちろん、施工作業もしやすいスペックになっている点が魅力なのだという。
「伸縮性が非常に高く、施工しやすいので、資材と時間を節約できます。今はディーラーでプロテクションフィルムの施工を検討しても、インストールできる人がいないのでやっていないところも多いのが現状です。施工が簡単だったら導入しよう、という流れになると思いますので、アカウントマネージャーとしてONYXHIELDはディーラーやスペシャルショップに提案しやすいプロテクションフィルムだと言えます。
現在、クリアのほかにカラープロテクションフィルムのブリザードカーボンを用意しています。ONYXHIELDは本国アメリカが最大のマーケットで、次が韓国です。韓国もユーザー数が多いので、施工単価が日本よりも低く設定されています」
オフロード対応スペックからデザインフィルムまでラインアップ
ONYXHIELDの製品ラインアップは、厚さ0.2mmの「EX9H」、0.25mmの「EX11」、0.3mmの「EX13」、世界有数のデザインスタジオとのパートナーシップにより誕生したカラー&パターンペイントプロテクションフィルム「EX Alpha」という4種類となっている。
EX11は強固な膜厚により、サーキット走行時の汚れや前輪/後輪が勢いよく跳ね上げるタイヤカスから愛車を守り、妥協のないプロテクションで限界までアタックすることが可能となる。
EX13は標準的な塗装保護フィルムの1.5倍の厚さを誇り、オフロードの冒険といった過酷なシーンにおいても他に類を見ない外装保護性能を提供してくれるそうだ。
ボディ表面の塗装を傷や汚れからガードしてくれる
あらためて説明すると、プロテクションフィルムは文字どおりボディを守るためのフィルムで、持ち前の衝撃緩和機能で塗装面をガード。飛び石などによる塗装面への衝撃を吸収・分散させる柔軟性を持ち、チッピングやスクラッチ傷がつきづらい耐摩耗性も有している。
走行中に正面から激突してくる虫によるキズや汚れが付きやすいバンパーやボンネットといったフェイスまわりはもちろん、跳ねた石やタイヤカスが当たるフェンダーに施工しても効果があり、ヒットした物体によるダメージをボディ表面に伝えない。それゆえプロテクションフィルムを貼り替えれば再塗装する必要がない点がメリットとなる。
ドアミラーやウイングへの施工もオススメで、爪の痕や手垢が付きやすいドアノブ周辺、荷物の出し入れ時に擦りキズが付きやすいトランクまわり、靴底の擦り痕などが付きやすいサイドステップといった部分に施工してもいいのだ。
また塗装面に付く汚れをフィルムがガードしてくれる点もポイントで、染みになりやすい鳥糞、ウォータースポットの原因となる雨染み、樹液といった、拭き取る際に擦ってしまうようなしつこい汚れの付着を防いでくれる。
そのため、近年は新車購入時にボディ全体にプロテクションフィルムを施工して万全な備えとする事例も、ラグジュアリーカーやスーパースポーツカーを中心に増えている。