BRIDEはOAM2025に約30脚のシートを展示
西日本最大級のモーターイベント「大阪オートメッセ2025(OAM)」が2025年2月7日(金)〜9日(日)にインテックス大阪で開催。チューニングカーやドレスアップ車両など、351社・630台もの多彩なジャンルのクルマが展示され、関連パーツやアイテムのブースも盛り上がりを見せました。今回は、スポーツシートの名門であるBRIDE(ブリッド)のブースから注目の新作を紹介します。
プロトタイプや参考出品のシートに注目
1981年に設立された自動車用のシート専門メーカー「BRIDE(ブリッド)」も、2025年の大阪オートメッセに登場。約30脚のシートを出展した。
中でも注目を集めていたのが、プロトタイプの「GRAMAX」「HYPER II」「HISTRIX II」と、参考出品の「ERGOSTER」「GIAS III」、そして新商品の「Konforete Racing」で、それぞれ個性のあるシートとなっている。
まず、プロトタイプのGRAMAXはヘッドガード付きの競技専用ワイドシートで、オーナーの体型に合わせた加工が可能。同じくプロトタイプのHYPER IIもFIA公認の競技専用シートで、さまざまなレーシングカーに装着されることになるはずだ。
またプロトタイプのHISTRIX IIはクラシックスポーツ用の人気シリーズ「HISTRIX」のアップデートモデルで、ハイクオリティローバックシートにヘッドレストを追加したことが最大のポイントと言える。
注目は、新商品のKonforete Racingはチャイルドシート専門ブランド「リーマン」とのコラボモデルで、チャイルド・ジュニアシートシリーズとしてラインナップ。
さらに参考出品のERGOSTERは高触感表皮材、ヌグレを使用したシートで、触感性を追求。一方、GIAS IIIはシリコンレザー布地層の上にシリコン樹脂をコーティングした新発想の合成皮革で、防汚性能の高さが特徴となっている。
彩り豊かなコラボレーション製品も魅力
これらの5脚のシートのほか、エヴァンゲリオン レーシングとのコラボレーションで2025年1月10日にリリースされた最新フルバケットシート「ZETA IV REIMS EVAR MODEL 01/02/00」も登場。
さらに2024年12月1日〜2025年3月31日までの期間限定受注生産モデルとしてリリースされたグッドスマイルレーシングとのコラボレーションモデル「ZETA IV RACING MIKU 2024 Ver.」も注目度の高いアイテムだ。
ここで紹介した注目シート以外にも、BRIDEではさまざまなモデルがラインアップされており、数多くの来場者が実際にシートに座って、そのフィーリングを体感していた。シートの座り心地にこだわるオーナーにとって、注目のブースとなっていた。