マーケットからの声が市販化を後押しする!?
今回のコンセプトモデルはショーモデルということもあってか、コペン用のターボエンジンやMTだけでなく、コペンのS系グレードに用意されるBBS鍛造アルミホイールやレカロシートを流用して装着しているが、モータースポーツベース車としてこういった豪華な装備を省いたモデルの設定も検討中とのこと。
実際にラリーに参戦しているミライースは、最もロアグレードとなるBグレードがベースとなっており、ドアミラーがシンプルな可倒式となっているが、これもラリーで損傷した際の修理のしやすさなどを考慮した結果となっているのである。
コンセプトモデルの完成度は非常に高く、すぐにでも市販化がなされそうな仕上がりとなっているが、どういった仕様でリリースするのが一番ユーザーにとってメリットがあるのか、価格はどのくらいがベストなのか、そもそも本当に必要として購入してくれるユーザーがどのくらい存在するのかなどを、慎重に見極めている段階とのこと。購入したいと思っている人はその声を販売店やSNS、ネットニュースのコメントなどでアピールして欲しいとは開発者の談。
実際、開発メンバーはこういった一般ユーザーの声を逐一チェックしているそうなので、声をあげることで実際の販売につながる可能性が高いとのことなのだ。