水上バイクを牽引したタフト
そしてもう1台のモリゾウ氏の愛車としてダイハツブース側には、同社の軽自動車である「タフト」と、休日のモリゾウ氏をイメージして実際に休日に愛用しているヤマハ製の水上バイク「MJ-FX SVHO」とでコラボレーションした車両を展示。
こちらも佐々木選手がプロデュースした車両であるが、詳細はモリゾウ氏には伝えられておらず、完成した姿をサプライズでお披露目したものとなっている。
その内容は、ボディカラーを水上バイクに合わせて淡いマットブルーでラッピングし、ルーキーレーシングのストライプロゴをモノトーンにしたものをアクセントとしてボディ側面に装着。装着したパーツ類のメーカーロゴは、同じカラーでありながら、艶ありで切り出して重ねて貼ることでアクセントとしているのも佐々木選手のアイデアとのこと。
足まわりはジムニーと同じくリフトアップ(オーバーテック製リフトアップブロック)を実施し、足元には佐々木選手がプロデュースした復刻版スーパーラップの新サイズ(14×6.0J+38)にオフロードタイヤの組み合わせ。リム幅が拡大したことで、フェンダー部が拡幅されているが、純正風のデザインに収めているため一見すると純正のような自然な仕上がりとなっている。
インテリアではフロントシートのBRIDEのストリームスやリアシートの表皮をデニム風の生地で仕上げ、エアコン吹き出し口やメーター内のパネルにもルーキーレーシングのチェックカラーをアクセントとして採用して遊び心を与えている点も特徴だ。
その他のエクステリアパーツではDAMD製のルーフラックキット「trip basket」をベースに、リアルウッドにモリゾウ氏の似顔絵ロゴやルーキーレーシングロゴをプラス。前後の投下類はスモーク加工し、エンブレム類もブラックアウトすることでまとまりのある仕上げとなっている。
こちらの車両はコンセプトカーとなっているが、佐々木選手のカスタマイズセンスが余すことなく注ぎ込まれており、タフトユーザーも参考にしたいポイントが多い1台に仕上がっていた。
残念ながらまだモリゾウ氏はこの実車を見ていないということだが、そのときのリアクションが楽しみな車両であることは間違いないだろう。