トヨタ ハイエースベースの「カリカ ワイド」を展示
西日本最大級のカスタマイズカーイベント「大阪オートメッセ2025(OAM)」が2025年2月7日(金)~9日(日)の3日間、インテックス大阪を会場に開催されました。出展社数が351社、展示されるカスタム車両は合計630台にものぼった会場から、「アルパインスタイル」のブースに並んだ注目の最新車両を紹介します。
スペーシアとタフトはボディキットとして販売
アルパインスタイルが立ち上げたニューブランド「キャルズモーター」。旧き良きカリフォルニアで生まれたカーカルチャーを下敷きにしたジャパンメイドのカルフォルニアドリーミングだ。
すでにトヨタ200系「ハイエース」をベースにしたコンプリートカーなどは知られていたが、今回の大阪オートメッセ2025には、2025年1月に発表したスズキ「スペーシア」とダイハツ「タフト」をベースとしたモデルを展示していた。
従来の製品はコンプリートカーとしての販売がメインだったが、新規の2台に関しては、ボディキットの形で販売することが決定している。すでにスペーシアやタフトを所有しているユーザーが、全国7カ所のアルパインスタイルのディーラーに愛車を持ち込み、それぞれキャルズモーターの「サンディ」(スペーシア)、「ルイス」(タフト)に生まれ変わらせることが可能だ。
同時にアルパインスタイルディーラーが、2025年の春に、東京店と千葉R16号店がオープンすることも公表された。さらに、スズキ「ジムニー」と「ジムニーシエラ」のボディキット販売も開始された。
ジムニー ノマドのボディキットも近日発売予定
もうひとつ、新たに追加されたのが、トヨタ ハイエースベースのコンプリートカー「カリカ」のワイドボディバージョンとなる「カリカ ワイド」だ。カリカ ワイドは2025年2月5日にプレスリリースされたばかりで、まさに受注がスタートしたところ。
ワイドはリクエストが多かった車種ということもあり、やっと出たと喜んでいる人もいるだろう。また、スズキ「ジムニー ノマド」のボディキットも近日登場予定とのこと。
さらに「サンディ」(スペーシア)と「ルイス」(タフト)は、丸目2灯と角目2灯から選べるので、フェイスチェンジの楽しみが広がるのもひとつのトピック。クラシカルで新しい、キャルルックの世界に浸れるボディキットのコンプリートカーを間近で見ることで、新たに興味を持った来場者も多かったことだろう。