流麗なスタイリングで来場者を魅了したモデル
フェラーリやランボルギーニ、ロールス・ロイス、マセラティといった世界のスペシャルなクルマをベースに、さらにスペシャルな存在へと昇華させるカスタマイズを行うノビテック。大阪オートメッセ2025(OAM)のブースには、鮮やかなブルーのカラーリングを身にまとうスペシャルなフェラーリ「F8 スパイダー」が展示されました。
アズーロ・ラ・プラタをまとう限定車
「ノビテック F8 N-Largo スパイダー」は、フェラーリ「F8 スパイダー」をベースにノビテックのアイテムが装着されたコンプリートカーで、世界限定15台のみリリースされたクルマ。この個体はフェラーリの中でも珍しいボディカラー、アズーロ・ラ・プラタ(Azzurro La Plata)をまとっている。赤系カラーが多いイメージのフェラーリだが、このカラーはフェラーリの歴史の中で幾度となく登場するものだ。
ノビテックのエアロは風洞施設で徹底した実験と検証を経て開発され、その精度の高さは世界中で信頼を得ている。エンジンは3994ccのV型8気筒ツインターボを搭載し、最高出力818ps、最大トルク903Nmを発揮。0-100km/h加速は2.6秒のタイムを記録している。
価格は驚きの1億1000万円
ボディサイズは全長4611mm×全幅2110mm×全高1206mm。ノビテック製カーボンエアロを装着し、アグレッシブなスタイリングをもちながらも流麗なスタイリングになっている。
フロントフェンダーや、大型のダックテール形状リアウイング、リアアンダーディフューザーなどのカーボンの使い方もセンスの良さが垣間見える。アズーロ・ラ・プラタの鮮やかなカラーとゴールドのノビテック製NF10ホイールの組み合わせも素敵だ。組み合わされるタイヤはコンチネンタル製スポーツコンタクト7となる。
インテリアもレザーをベースにしながら、バランス良くカーボンを配置。価格は1億1000万円というプライスが付けられているが、その値段にふさわしい佇まいと雰囲気といっていいだろう。