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なつかしの「環状族シビック」のスタイルは草レース仕様で現代に受け継がれる…人気キャラを描いた2台のマシンはサーキットで走りを満喫中

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TEXT: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)  PHOTO: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)

サーキット仕様のチューニングで魅せる微細な違い

この2台はよく似ているが、チューニング内容に若干の違いがある。青/銀のEK9型シビックタイプRは、サーキット用の車高調キットにニーハオ製のフロントアームとロアアームを組み合わせ、デフは機械式に変更。外装は純正のままで、室内にはロールバーと補強バーを組み込んで、安全性とボディ剛性を強化。また、目視できない部分にも必要な箇所にスポット増しを施し、剛性アップを図っている。

一方、赤/銀のEK4型シビックでは、サーキット用車高調キットは同じながらも、フロントとロアアームについてはゼロファイター製を装着。ロールバーは組んでいないがスポット増しは施しているとのことだ。

ホイールは2台共通で、真っ白なフィンタイプのホイールはワークのSeeker FDをセレクト。サイズは前後ともに8.5J×17インチで、タイヤはトーヨータイヤのプロクセス R1Rの205/45R17をセットしている。

エンジンがノーマルである理由は、耐久性を重視しているためだ。また、外装も純正のままであるのは、エアロパーツを取り付けるとコースアウト時に割れる可能性があるから。純正のウレタンバンパーは衝撃に強いという点が、その理由だという。

時代が変わり、現在ではストリートからサーキットへとステージが移行したが、遊べるクルマとしてのベース車や仕様には大きな変化はない。このクルマも、走り屋文化の流れを色濃く反映しているといえるだろう。

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  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 1969年生まれ。某出版社でドレスアップ誌、チューニング誌の編集長を歴任。2006年に自動車・バイク専門の編集プロダクション株式会社バーニーズを設立。自動車専門誌をはじめ、チューニング、カスタム系、旧車、キャンピングカー、アウトドアに関する媒体を新たに立ち上げる。これまでの愛車は、セリカXX、スカイライン、AE86、AE92、シビック、スープラ、シルビア、180SX、ロードスター、RX-7、BMW850iなどなど。他にもセダン系、バン系、ミニバン系など数多くのクルマを乗り継いでいる。
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