お店を畳んだ今も遊びグルマとして活躍中
「カフェの名前は“そら”という名前でした。少し前にそのカフェは畳んでしまいましたが、おかげさまで小さな原付カーのいるカフェとして、地元では結構知られていたかもしれませんね」
という小川さん。今でもそのカフェオレ色のボディには「NATURAL CAFE そら」というロゴをそのまま残してある。
姉妹車のアビーキャロットの車重が160kgなのに対し、48Vのバッテリーとモーターを積んだミリューの車重は300kg弱。ガソリンエンジンのアビーキャロットに対し、室内の騒音や乗り心地に関してはおそらくEVのミリューの方が快適なのではなかろうか。
オーナーの娘さんがアペ50に乗っていることは前述の通りだが、さらに息子さんのお仕事はメカニックとのこと。
「メンテナンスに関しては息子が面倒を見てくれるので安心です。今でも遊びグルマとして近所を走り回って楽しんでいます」
という小川さん。今回の取材現場に娘さん・息子さんは不在であったが、さまざまなエピソードをお聞きする限り、「原付カーを核に、人生を大いに楽しんでいる小川さんファミリー」なのだろうと推察。これもまた、素晴らしき自動車趣味のひとつの形である。
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