さまざまなオリジナルパーツを開発
人気カーアクションムービーの『ワイルド・スピード』。その3作目として日本を舞台に描かれた『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』を観られた方なら「おっ!」と言ってしまいそうな日産「フェアレディZ」(Z33型)は、撮影用モデルとして開発された1台でした。
劇中車ファンにとっては最高の展示だった
ダンパー&スプリングを筆頭にブレーキパッドやクラッチ&フライホイール、さらにラジエターやLEDヘッドバルブまで、さまざまなパーツをラインアップする名門サプライヤー、RACING GEAR。大阪オートメッセ2025(OAM)の会場では2台のマシンを展示していた。なかでも、注目を集めていた1台が「ワイルドスピードX3 Tokyo Drift Morimoto Z」だ。
文字どおり、Z33型の日産「フェアレディZ」をベースに開発されたマシンで、人気映画『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』の撮影用モデルとして開発。ゴールドのカラーリングとTOP SECRET G-Forceのエアロシステムを採用したエクステリアが特徴だ。
エンジンはTOP SECRETのツインターボでチューニングされたほか、RACING GEARのダンパーを採用するなど、実際の走行においてもタフな走りができる本格的な1台となっている。しかも、公道走行可能となっているところもユニークなポイントだと言えるだろう。
D1GP参戦の「ワンビア」も展示
一方、RACING GEARが出展したもう1台のマシンが「TOP RACING GEAR ワンビア」。2024年のD1グランプリに参戦したマシンだ。日産「180SX」のフロントフェイスを「シルビア」にインストール。さらには、ORIGIN Laboのエアロパーツを装着したほか、RACING GEARのサスペンションを装着したマシンで、2023年の開幕戦ではヴィトー博貴選手のドライビングで4位に入賞した実績を持つ。
RACING GEARのブースでは、この2台のマシンに加えてダンパー&スプリング、LEDヘッドバルブなどさまざまなオリジナルパーツを展示販売しており、数多くのファンのカスタマイズの相談に対応していた。