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辛口モータージャーナリストが、新型「アルカナ」を試す! ルノーが日産とは別に開発したハイブリッド「E-TECH」の実力を長距離試乗でレポートします

辛口モータージャーナリストが、新型「アルカナ」を試す! ルノーが日産とは別に開発したハイブリッド「E-TECH」の実力を長距離試乗でレポートします

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TEXT: 斎藤慎輔(SAITO Shinsuke)  PHOTO: 宮越孝政(MIYAKOSHI Takamasa)

旅の目的地は秋田・乳頭温泉郷、片道620キロ

ということで、今回温泉地に向かったのは、2024年10月のマイナーチェンジで、新世代ブランドロゴを与えられるとともに、ルノーのスポーツ志向のグレードに冠されることになった「エスプリ アルピーヌ」のE-TECHフルハイブリッド(車両本体価格499万円/消費税込)である。

その行き先として真っ先に浮かんだのは、酸ヶ湯温泉なのだが、今冬はすでに一度訪れているうえに、さらにプライベートでもこの先に酸ヶ湯温泉旅館に予約を入れてあったので、今回は同じくらいに豪雪地で、そして風情のある温泉地に行きたいと考えていた。

ただ、同行のカメラマンと私のスケジュールが合うのが2月後半の連休中だけということがわかり、人気の雪の温泉地の宿の予約は思った通りハードルが極めて高かった。

そうした中で、なんとか1泊目の秋田県の乳頭温泉の宿を出発ギリギリのタイミングで、2泊目の山形県の肘折温泉の宿に至っては、乳頭温泉の宿に泊まっていた深夜に予約できたのだった。この連休前後は、この冬最強寒波の到来、各地で大雪警報発令とニュースで繰り返されていたこともあり、キャンセルをした人がいたのだろうが、なにはともあれ、これで望み通りの雪の温泉に向かえる。

このふたつの温泉地は、以前にも冬に何度か訪れているが、乳頭温泉郷に向かうにあたり、都内から東北自動車道を経て先のルートはいくつかあり、今回の秋田道から横手、角館に寄って行く場合の走行距離はおよそ620km程度。私にとって温泉地へ出かける際の距離としては、とくに遠いというほどではないが、通行止めなどで宿の夕食の時間に間に合わないといったことがないよう願いたい。

後輪側の落ち着きによる安心感でラクなドライブ

アルカナに装着されていたスタッドレスタイヤは、ヨコハマゴムのアイスガード7で7.5Jの標準ホイールに225/45R19の純正サイズ。サイズは異なるがアイスガード7を装着した車両にはこれまで何車種か乗ってきた経験を持つなかで、車両とのマッチングという面ではかなり良いという印象を受けた。

ルノー・ジャポンがアイスガード7を選択したのは、信頼のおける銘柄においてこのサイズがすぐに用意できたためだったようだが、なにより関東近郊でスタッドレスタイヤを装着して走る場合に、その大半が非積雪路面となるわけで、実はそこも安全面から重要な性能要件だ。その観点からしても、ドライ路面での安定感や操舵リニアリティなどが損なわれた感覚がほとんどなく、アルカナの持つシャシーのポテンシャルや特性をそのままに引き出せている感覚なのだった。

都内から外環自動車道に始まり、東北自動車道に入って、ところどころの渋滞に遭遇しながら、制限速度120km/h区間をようやく巡航できるようになった際でも、極めて高い直進安定性が保たれることを知り、スタッドレスタイヤに特有の低くこもった感じのロードノイズが耳に届くことを除けば、サマータイヤそのままで走行しているような錯覚をもたらすほど。

そこはアルカナが備える本来のスタビリティの高さがあってこそで、ステアリングセンターの自然な座り感や、そこからの微舵の修正でも、スタッドレスタイヤ装着時にありがちな曖昧さや応答遅れも小さく感じさせた。

また、これは後の雪の中での走行で、巻き上げた雪のボディリアまわりへ付着の仕方からも知れることになるのだが、ルーフからリアボディ下端に至る空力特性が練りこまれているのだろう、後輪側の落ち着きから得られる安心感に、これはラクだと思わせるのだった。

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