ほぼ無限のカスタマイズオプションが登場
ベントレーは2025年3月6日、新型「コンチネンタルGT/GTC」にさらに多くのエクステリア・アクセントカラーとオプションを追加すると発表しました。コンチネンタルGTを構成する460億とおの組み合わせが実現し、マリナーの追加によってほぼ無限の可能性を持つようになります。いまやベントレーの4台に1台がマリナーのオーダーメイドオプションを採用しています。ベントレーが提案する新たな選択肢を紹介します。
マリナーのパーソナライゼーションオプションが進化
ベントレー新型「コンチネンタルGT/GTC」のエクステリアパーソナライゼーションオプションがさらに充実した。ベントレーのオーダーメイドおよびコーチビルド部門であるマリナーは、エクステリアアクセントカラーのラインアップを拡充し、オーナーの個性やディテールへのこだわりをマリナーの職人による繊細な仕上げで表現できるようになった。
アクセントカラーの選択肢として、ピンストライプをボディやドアミラーに適用できるほか、ホイールはシングルカラーやツートーンカラー、またピンストライプ付きでオーダー可能となっている。さらに、ホイールはソリッドやメタリックカラーにくわえ、サテンやパールレスセント仕上げを選択することができる。
エクステリア・アクセントカラーは、インテリア仕上げやハイドカラーに合わせて、内外装のカラーパレットを統一することが可能だ。たとえば、コンチネンタルGTに新たに設定されたダーククロームのインテリア仕上げは、ダークグレーのエクステリア・アクセントカラーと組み合わせることで、デザインに統一感が増す。また、マリナーオプションを一覧できる「マリナー・パーソナル・コミッショニングガイド」は、可能性の広がる世界への入り口であり、顧客が自分だけのビジョンを実現できるようサポートする。
マリナーはコンチネンタルGT/GTCに、エアロダイナミック・ボディキット用のコントラスト・アクセント・ピンストライプをグロスまたはサテン仕上げで提供する。ピンストライプはフロントスポイラー、シル、リアディフューザーのアウターエッジを美しくトレースし、ミラーキャップやホイールリムにもアクセントカラーが施される。
ベルーガブラックルーフ仕上げで魅せる
マリナーが提供するもうひとつのコントラストオプションは、コンチネンタルGTのベルーガブラックルーフ仕上げである。この仕上げは、大胆でパフォーマンス重視の外観を演出し、コンチネンタルGTがパイクスピークをわずか10分18.4秒で登頂した限定モデルのカラーリングからインスパイアされている。
クルー工場から出荷されるベントレーの4台に1台がマリナーオプションを採用しており、より個性的で際立ったモデルを求める顧客の要望は高まり続けている。マリナーのチーフ・コマーシャル・オフィサーであるデビッド・パーカー氏は、
「私たちのデザイナー、エンジニア、職人のチームは、専用のペイントやハイドカラー、素材、特注の装備など、それぞれの顧客の好みや個性を表現できるようにすることを目指している。唯一の限界は人間の想像力です」
とコメントしている。
AMWノミカタ
アクセントカラーの適用範囲の拡充により、より個性的なモデルを作り出せるようになった。これまでベントレーのアクセントカラーは主にインテリアで使われることが多かった。「ヒドゥン・ディライト」と呼ばれた明るいアクセントカラーは、たとえばグローブボックスやアームレストの内張り、カップホルダーの中など一見すると見えない場所に「自分だけの楽しみ」として施されていた。それはまるでスーツの裏地でおしゃれを楽しむイギリス人のようにじつに「アンダーステートメント」でベントレーらしいオプションであった。
時代は進み、そのアクセントカラーはエクステリアにも拡大し、ショーオフする材料となった。スーツのボタンホールの色をひとつだけ変えるといった感じのオプションではあるが、外から見えるものだけに顧客はその選択に迷うであろう。ビスポークや選択肢が多さは高級車の証でもあるが、そんな顧客の不安を払拭するためにもロールス・ロイスのプライベートオフィスのようにそのコーディネートを的確にアドバイスできる人材の育成が必要であると感じる。