クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB

クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

  • TOP
  • CLASSIC
  • 原宿の「ミツオカ」で新車購入して40年!「BUBUライム」は昭和レトロフューチャーな原付カーでした…「未来感覚のキャビンスクーター」【マイクロカー図鑑】
CLASSIC
share:

原宿の「ミツオカ」で新車購入して40年!「BUBUライム」は昭和レトロフューチャーな原付カーでした…「未来感覚のキャビンスクーター」【マイクロカー図鑑】

投稿日:

TEXT: 長尾 循(NAGAO Jun)  PHOTO: 近藤浩之(KONDO Hiroyuki)

文字どおり「未来感覚のキャビンスクーター」だった

当時のカタログには「未来感覚のキャビンスクーター」と謳われているライム。自動車と同じ丸ハンドルで、ウェッジシェイプのボディをまとった3ホイーラー。カタログの謳い文句にたがわず他の原付カーとは一線を画すデザインは、英国の3ホイーラー、「ボンド・バグ」を連想させる。

ちなみに本山さんのライムに装着されているリアのオーバーフェンダーは当時の純正オプションだが、これを装着した個体はごく少数とのこと。ワイド化されたボディに合わせ、ホイールはホンダ「ジャイロ」用の太い6インチが履かされている。また、ライムはノーマルの状態ではドアを持たず、オプションパーツが用意されていたが、本山さんのライムにはアクリル板を加工した自作のドアが装着されている。

このようにプラモデル感覚で自由にカスタマイズが楽しめるのも、車検不要の原付カーだからこそ。

「今でもちょくちょくツーリングなどに出かけます」

という本山さんとBUBUライムとの二人三脚は、これからも末長く続くことだろう。

■「マイクロカー図鑑」過去の紹介モデルはこちら

12
すべて表示
  • 長尾 循(NAGAO Jun)
  • 長尾 循(NAGAO Jun)
  • 1962年生まれ。デザイン専門学校を卒業後、エディトリアル・デザイナーとしてバブル景気前夜の雑誌業界に潜り込む。その後クルマの模型専門誌、自動車趣味誌の編集長を経て2022年に定年退職。現在はフリーランスの編集者&ライター、さらには趣味が高じて模型誌の作例制作なども手掛ける。かつて所有していたクラシック・ミニや二輪は全て手放したが、1985年に個人売買で手に入れた中古のケーターハム・スーパーセブンだけは、40年近く経った今でも乗り続けている。
著者一覧 >

 

 

 

RECOMMEND

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

 

 

 

人気記事ランキング

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

AMW SPECIAL CONTENTS