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ドイツ発の多機能キャンピングトレーラーは572万円! バイクやカートなども積載できる「Cuber アドベンチャー・オフロード」で遊び方無限大!

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TEXT: 勝村大輔(KATSUMURA Daisuke)  PHOTO: 勝村大輔(KATSUMURA Daisuke)

  • NI-KO Cuber アドベンチャー・オフロード:車両重量は約1トンあり、日本国内で牽引する場合は牽引免許が必要となる
  • NI-KO Cuber アドベンチャー・オフロード:オプションのベンチやテーブルにもなるスロープを使用することで、最大350kgまでのバイクを車内に格納可能
  • NI-KO Cuber アドベンチャー・オフロード:14インチのオフロードタイヤが備わる
  • NI-KO Cuber アドベンチャー・オフロード:後部のベンチは簡単に取り外せる仕様となっており、状況に応じて車内のアレンジも素早く行えるよう工夫されている
  • NI-KO Cuber アドベンチャー・オフロード:広い車内にはキッチンやシンクを完備
  • NI-KO Cuber アドベンチャー・オフロード:電動で昇降するダブルサイズのベッドが備わる
  • NI-KO Cuber アドベンチャー・オフロード:車内には任意の場所でフックなどを固定できるエアラインレールがフロア2カ所、両側面に2カ所備わる
  • NI-KO Cuber アドベンチャー・オフロード:スクエアな形状ゆえに室内空間が広く、就寝定員の3名が快適に過ごすことができる
  • NI-KO Cuber アドベンチャー・オフロード:価格は572万円(消費税込)と決して安価ではないが、アイデア次第でキャンピングカーとしてだけでなく、幅広い用途に活用できる

遊びを広げるドイツ製キャンピングトレーラー

ドイツ発のキャンピングトレーラー「Cuber アドベンチャー・オフロード」は、ツーリング好きの理想を叶える1台です。広い室内にはキッチンや電動ベッドを完備し、さらにバイクの積載まで可能。オフロード仕様の足まわりでどんな道でも安心して走れます。これがあれば、旅先でツーリングもキャンプも自由自在。気になるスペックや使い勝手を詳しく解説します。

スクエアなカーゴトレーラーがベース

2025年1月31日~2月3日に千葉県・幕張メッセで開催された「ジャパンキャンピングカーショー2025」の会場には数多くの多機能なキャンピングカーが並んでいたが、今年はこれまでとはひと味異なるキャンピングトレーラーが数多くエントリーした。その中で注目したのが、トーザイアテオのブースに展示されていたドイツのNI-KO社のキャンピングトレーラー「Cuber アドベンチャー・オフロード」だ。

見た目は箱型のカーゴトレーラーがベースとなっており、内部にキッチンやシンク、冷蔵庫などの装備はもちろん、電動で昇降するダブルサイズのベッドなどが備わるキャンピングトレーラーとなっている。スクエアな形状ゆえに室内空間が広く、就寝定員の3名が快適に過ごすことができる。ちなみに車両重量は約1トンあり、日本国内で牽引する場合は牽引免許が必要となる。

車体後部が大きく開き、バイクなどの積載が可能

このキャンピングトレーラー最大の特徴は、後部パネルがそのままハッチのように開閉する点だ。跳ね上げ式のハッチパネルはそのままオーニングのような役目を果たすことで、車内外をシームレスに活用することができる。

さらにオプションのベンチやテーブルにもなるスロープを使用することで、最大350kgまでのバイクを車内に格納可能。そのため、後部のベンチは簡単に取り外せる仕様となっており、状況に応じて車内のアレンジも素早く行えるよう工夫されている。これならキャンプ用途だけでなく、バイクの草レースに参加する人が前泊するなど、さまざまな使い方ができるだろう。

車内は遊び方に合わせてアレンジ可能

車内には任意の場所でフックなどを固定できるエアラインレールがフロア2カ所、両側面に2カ所備わり、バイクの固定も簡単にできるようになっている。バイク以外にもマウンテンバイク、四輪バギー、レースカートなど、あらゆる遊び道具が積載可能だ。

このCuber アドベンチャー・オフロードというモデルは、その名前のとおりオフロードでの使用を考慮して最低地上高を100mm高めたオフロードアクスルを採用し、14インチのオフロードタイヤが備わるのが特徴。一般的なカーゴトレーラーでは行きにくい不整地の多いキャンプ場でも安心して利用できる。

また日本仕様として、側面のドアは左側にレイアウトされており、国内の道路事情でも使い勝手が良い。価格は572万円(消費税込)と決して安価ではないが、アイデア次第でキャンプだけでなく、幅広い用途に活用することができるキャンピングトレーラーだ。

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