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高橋国光「50勝記念車」再現「ハコスカGT-R」をドリキンがドライブ! オーナーの後世に残したい「国さん」への熱い思いとは?

高橋国光「50勝記念車」再現「ハコスカGT-R」をドリキンがドライブ! オーナーの後世に残したい「国さん」への熱い思いとは?

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TEXT: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)  PHOTO: 平田 勝(HIRATA Masaru)/奥村純一(OKUMURA Junichi)

  • 日産スカイライン2000 GT-R 50勝記念車:スカイラインGT-Rの50勝記念車は老若男女問わず大人気だった
  • 国さんのことを愛してやまないレーシングドライバーの土屋圭市さんもドライブ
  • 国さんの愛弟子である土屋圭市さんとオーナーの内田幸輝さん
  • 日産スカイライン2000 GT-R 50勝記念車:ライバルだったハコスカGT-Rのレプリカと絡むシーンもあった
  • 日産スカイライン2000 GT-R 50勝記念車:ライバルだったハコスカGT-Rのレプリカと絡むシーンもあった
  • 日産スカイライン2000 GT-R 50勝記念車:国さんは自身の引退式典のときにこの50勝記念車をドライブした
  • 日産スカイライン2000 GT-R 50勝記念車:1972年式のハコスカをベースとしてGT-Rの50勝記念車を1980年代に製作
  • 2024年の箱車の祭典においても高橋国光選手の追悼ランとして走行した
  • 実際に会った国さんは人としてもドライバーとしても大変尊敬できたという
  • 日産スカイライン2000 GT-R 50勝記念車:筑波、富士、鈴鹿でデフを交換するなど、セッティングを変更して本気で走っている
  • 日産スカイライン2000 GT-R 50勝記念車:内田さんが製作したスカイラインGT-Rの50勝記念車は“走る資料”としても機能
  • 日産スカイライン2000 GT-R 50勝記念車:富士スピードウェイの50周年をハコスカの50勝で祝いたいと考えた国さんは、このメーターを見てドライブした
  • 日産スカイライン2000 GT-R 50勝記念車:見た目だけではなく、中身まで徹底的に造り込んでいる
  • オーナーの内田さんは「国さんは神様です」と、いつでもどこでも笑顔で話す
  • 50勝記念車を製作した内田さんも大いに楽しんだ
  • 日産スカイライン2000 GT-R 50勝記念車:土屋圭市さんのようなレーシングドライバーがドライブしても楽しめる仕様
  • 日産スカイライン2000 GT-R 50勝記念車:内田さんは、いつも国さんがドライブする1週間前から各部を調整していた
  • レーシングドライバーの土屋圭市さんが全開走行を披露
  • 高橋国光選手が現役時代に実際に使用していたヘルメット
  • 自分のクルマが全開で走っている姿を見る機会はなかなかないので内田さんもご満悦
  • 内田さんは国さんが現役の日産ワークスレーシングドライバーだった頃からテレビで観ていた
  • 日産スカイライン2000 GT-R 50勝記念車:JCCAで走っていたので外装だけでなく内装もレーシー
  • 日産スカイライン2000 GT-R 50勝記念車:JAF公認競技に使用可能なATLのレース用安全タンクを装備
  • 日産スカイライン2000 GT-R 50勝記念車:ホワイト×ブルーのカラーリングで、まるでワークスマシンのような雰囲気
  • 日産スカイライン2000 GT-R 50勝記念車:S20エンジンのカムはレーシング仕様で、サイドマフラーは直管
  • 日産スカイライン2000 GT-R 50勝記念車:レプリカモデルとはいえ高橋国光さん自身もその出来栄えを認めた1台
  • 「1年に1度、箱車の祭典の開催日を“国さんの日”にしちゃってもいいんじゃないかな」と土屋圭市さん
  • 高橋国光選手とハコスカのことが好き過ぎるふたりの共演を国さんも見守っていたはずだ
  • ハコスカ専門店のVICTORY50(内田モーターワークス)代表の内田幸輝さん(右)が製作
  • 日産スカイライン2000 GT-R 50勝記念車:見た目だけではなく、中身まで徹底的に造り込んでいる
  • 日産スカイライン2000 GT-R 50勝記念車:直結5速のクロスミッションを巧みに操作し走行をしていた
  • 日産スカイライン2000 GT-R 50勝記念車:ヘッドライトが外され、代わりにレーシングジャケットと呼ばれる樹脂製のカバーを装着

「走る資料」として今後も走り続ける

まるでワークスマシンのようなホワイト×ブルーのカラーリングをまとった「ハコスカGT-Rは」、故・高橋国光さんが乗った50勝記念車を再現した1台です。レプリカモデルとはいえ高橋国光さん自身もその出来栄えを認めた1台で、数々のモータースポーツイベントでステアリングを握ったことでも広く知られています。そんなマシンの詳細をお伝えします。

1972年富士300キロ スピードレース仕様を再現

「去年も乗らせてもらいましたが、クルマの調子は今年もメッチャいい! 1年に一度、箱車の祭典の開催日を“国さんの日”にしちゃってもいいんじゃないかな」

そのように話してくれたのは、ドリキンの愛称で知られる元レーシングドライバーの土屋圭市さんで、故・高橋国光さんを師として敬愛し、愛息の名前を国光にしたことでも有名だ。

国さんへの追悼ランとしてコースインした箱車の祭典2023に続き、2024年の同イベントでも土屋さんが走らせた日産「スカイライン 2000GT-R」は、1972年式をベースとし、ハコスカ専門店のVICTORY50(内田モーターワークス)代表の内田幸輝さんが製作した珠玉のレプリカモデル。

国さんがドライブしたオリジナルモデル(ゼッケン15番の日産ワークスGT-R)は、1972年3月20日に富士スピードウェイで開催された富士300キロ スピードレース/スーパーツーリングで、季節外れの豪雨と強風が吹き荒れ、レース時間が短縮されるという嵐の中、全車を周回遅れにしてチェッカーフラッグを受けた伝説のマシンだ。このときの勝利が公認レースにおけるスカイラインGT-Rの50勝目となった。

「ハコスカと国さんのことが好き過ぎて、スカイラインGT-Rの50勝記念車を1980年代に製作。国さんと初めて会ったのは1999年のことで、引退式典のときに私が製作した50勝記念車をドライブし、富士スピードウェイの50周年イベントのときもハコスカの50勝記念車で祝いたい、と再び乗ってくれました。今年も土屋さんが乗ってくれたので嬉しいですね」

そのように語ってくれた内田さんによると、高橋国光さんが現役の日産ワークスレーシングドライバーとしてつねに最新スペックのスカイラインGT-Rに乗っていた頃からテレビで観ていたそうで、その後、実際に会った国さんは人としてもドライバーとしても大変尊敬できたのだという。

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