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最後の国内発表!? BMWアルピナ「B3 GT/B4 GT」が日本上陸…「アルピナマジック」を追求した最終にして極上のモデルとは

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TEXT: 武田公実(TAKEDA Hiromi)  PHOTO: 武田公実(TAKEDA Hiromi)

  • 東京・等々力のニコル「アルピナ世田谷ショールーム」
  • BMWアルピナ B7ターボ リムジン
  • BMWアルピナ B7ターボ リムジン
  • BMWアルピナ B7ターボ リムジン
  • BMWアルピナ「B3 GT/B4 GT」の内覧会は、アルピナ社の当主、アンドレアス・ボーフェンジーペンがドイツ・ブッフローエの本社から寄せたメッセージ動画とともにスタートした
  • アルピナ世田谷ショールームでBMWアルピナ「B3 GT/B4 GT」の日本初披露が内覧会として行われた
  • BMWアルピナ B3 GT:先進的な印象が強調されているヘッドライト
  • BMWアルピナ B4 GT:ボディサイドにB4 GTの文字が配される
  • BMWアルピナ B3 GT:実質的な最終モデルとなる
  • BMWアルピナ B3 GT:アルピナ・オリジナル20インチ鍛造ホイールを装着
  • BMWアルピナ B3 GT:オロ・テクニコの差し色を採用
  • BMWアルピナ B3 GT:ヘッドレストにGTの刺繍が施される
  • BMWアルピナ B3 GT:リアシート
  • BMWアルピナ B4 GT:フロントグリル
  • BMWアルピナ B4 GT:実質的な最終モデルとなる
  • BMWアルピナ B4 GT:直列6気筒3.0Lエンジンを搭載
  • BMWアルピナ B4 GT:アルミニウム製のアルピナ・スウィッチ・トロニック・シフト・パドルを装備
  • BMWアルピナ B4 GT:サイドシルにGTの文字が配される
  • BMWアルピナ B4 GT:BMWのギア・セレクターを採用している
  • アルピナ世田谷ショールームで展示されていたアルピナ・タイプライター
  • BMWアルピナ B4 GT:新機軸「ドーム・バルクヘッド・レインフォースメント・ストラット」
  • アルピナ世田谷ショールームでBMWアルピナ「B3 GT/B4 GT」の日本初披露が内覧会として行われた
  • BMWアルピナ B3 GT:最高出力529ps/最大トルク730Nmを発揮する

BMWアルピナ「B3 GT/B4 GT」が国内デビュー

従来の「BMWアルピナ」の枠組みとコンプリートカーの生産が2025年いっぱいで終了することが発表されているなか、2025年2月23日に東京・等々力のニコル「アルピナ世田谷ショールーム」にて、BMWアルピナ「B3 GT/B4 GT」が日本初披露されました。実質的な最終モデルである2台が上陸し、歴史の転換点を象徴するものとなったようです。

この期に及んでも「アルピナマジック」を追求

BMWアルピナ伝説の最終章を飾る「B3 GT/B4 GT」は、これまでの「B3/B4」に搭載されていた直列6気筒3.0L の「ビターボ」エンジンに、さらに34psのパワーを上乗せ。529psの最高出力と730Nmの最大トルクを発揮すると公表されている。またエンジンマッピングをさらに見直した結果、市街地でのスムーズな加速や高速道路での全開全負荷時など、ドライブトレインの優れた特性を際立たせたという。

そのかたわら、おなじみ「アルピナマジック」を最後まで進化させるために、ショックアブソーバーは新開発のものに変更。とくにリアダンパーは、ボディ結合部との剛性を高めるなどの手を加えたいっぽう、エンジンフードを開けると目にすることができる新機軸「ドーム・バルクヘッド・レインフォースメント・ストラット」はフロントエンドの剛性をさらに高め、ステアリングの精度を著しく向上させたという。

くわえて、これまでBMWアルピナ B4専用だったモダンなデザインのアルピナ・オリジナル20インチ鍛造ホイールが、B3 GTにも標準装備化。きわめて繊細なデザインのスポークにはダイヤモンドカットが施され、ロック可能なホイールハブカバーに向かってスポークの立体感が強調されている。B3 GT/B4 GTともこのホイールはGT専用のデザインカラーである「オロ・テクニコ」で仕上げられ、ダイヤモンドカットの美しい断面と妙なる調和を披露する。

ファイナルモデルはアルピナらしい控えめなアピール

ちなみにこの「オロ・テクニコ」の差し色は、有名な「アルピナ・ストライプ」をはじめとするエクステリアやインテリア、さらに前述の「ドーム・バルクヘッド・レインフォースメント・ストラット」にも使用され、記念すべきファイナルモデルであることをアンダーステートメント(控え目)にアピールしているあたりは、いかにもアルピナらしいといえよう。

現代のプレミアムブランドの多くでは、この種のファイナルモデルをレーシーなハードコア志向に仕立て上げるのが常道となっているようだが、従来の枠組みによるBMWアルピナのファイナルモデルが、明快なグランドツアラー志向を打ち出してきたのは、まさしくボーフェンジーペン家とアルピナ技術陣の矜持だったのだろう。

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