高度な運転支援と静寂な走行性能で新たな走行体験を提供
リリックの運転支援機能は、高度なレーダーやカメラ、超音波センサーを活用し、周囲の交通を感知および監視する。高速道路などでのドライバーの負担を軽減するアダプティブクルーズコントロールやレーンキープアシストなどと連動してあらゆるシーンでの事故リスクの低減に貢献している。
リリックは圧倒的な静粛性を実現するために、ボディのあらゆる部分に吸音材や制振材を施すだけでなく、フロント/サイドに二重ガラス。そしてリアには5mm厚の強化ガラスを採用。さらに次世代型のアクティブノイズキャンセレーションを採用するなどこだわっている。
リリックの発表と同時に、2026年に「オプティック」と「ビスティック」という2台のBEVを日本市場に投入することを発表。コンパクトSUVのオプティックは実車が展示された。
アメリカのテネシー州、スプリングヒルで生産されるキャデラック初のBEV、リリック。一体どんな旋風を起こすのか、その実力は非常に気になるところだ。ただし、個人的にはアメリカンSUVにふさわしい3列シートレイアウトを採用したラージサイズSUVのビスティックに最も惹かれた。