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いすゞ新型「ビーカム」が快適なキャンピングカーに! 1568万3640円で手に入る走行性能も兼ね備えた新生キャブコン「サクラ」とは

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TEXT: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)  PHOTO: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)

  • 日本特種ボディー サクラ:ベースとなるいすゞ ビーカムはスタイリッシュな見た目も魅力的
  • 日本特種ボディー サクラ:ソーラーパネルが標準装備されているので、エンジン停止中もサブバッテリーの充電が可能だ
  • 日本特種ボディー サクラ:外部収納庫も容量たっぷり。長物も収められるように設計されている
  • 日本特種ボディー サクラ:ソーラーパネルも標準装備されているので、エンジン停止中もサブバッテリーの充電が可能だ
  • 日本特種ボディー サクラ:大容量のバッテリーシステムで、エンジン停止中でも家庭用エアコンを長時間稼動できる
  • 日本特種ボディー サクラ:広大な室内空間を確保
  • 日本特種ボディー サクラ:ダイネットはとても広く、心地よく過ごせる空間が広がっている
  • 日本特種ボディー サクラ:広々としたキッチンスペース
  • 日本特種ボディー サクラ:キッチンにある大容量の冷蔵庫は、車外からもアクセスしやすいよう、エントランスドアの脇に設置している
  • 日本特種ボディー サクラ:標準装備の家庭用エアコンには装飾パネルをセットして、インテリア家具と共にコーディネートしている
  • 日本特種ボディー サクラ:マルチルームも完備。オーナーの好みに応じて使える設計だ
  • 日本特種ボディー サクラ:内装はシンプルで落ち着きのあるレイアウトが特徴
  • 日本特種ボディー サクラ:ベースとなるいすゞ ビーカムは運転支援システムも充実。全車速車間クルーズ、ドライバー異常時対応システムなどの安心安全な快適ドライブを楽しめる先進技術が満載だ

充実の装備と洗練されたデザインの「サクラ」

さまざまなタイプが存在するキャンピングカーのなかでも、バンコンに匹敵するスタイリングと走行性能を備えながら、キャブコンならではの家のようにくつろげるインテリアや充実の装備で、長旅をより楽しく快適なものにしてくれるモデルがあります。それが、日本特種ボディーが手がけた「サクラ」です。

いすゞ「ビーカム」ベースの実力派

日本特種ボディーは、いすゞのキャンピングカー専用シャシー「ビーカム」を扱うことができる、数少ないビルダーのひとつである。ビーカムをベースにするメリットは、トヨタ「カムロード」に比べてキャンピングシェルを大きくできる点にあるが、それ以上に注目すべきは、トラック専門メーカーであるいすゞならではの質実剛健な作り込みと、多くの先進安全技術を標準装備している点だ。

また、2023年にフルモデルチェンジされたばかりのビーカムには、自動運転レベル2相当の「全車速車間クルーズ」や「レーンキープアシスト」が搭載され、安心・安全な走行をサポートする。さらに、いすゞ独自のメンテナンス遠隔監視システム「コネクテッド」にも対応しており、旅に出る前に故障を未然に防ぐ予防整備が可能となるため、万全の備えが魅力といえる。

ここで紹介する「サクラ」は、そんなビーカムをベースに、日本特種ボディーが独自のスタイリッシュなシェルを架装し、見た目・装備・走行性能のすべてを兼ね備えたキャブコンとして誕生したモデルである。そのボディがもたらす広大な室内空間は、サクラの大きな魅力のひとつであり、とくにバンクベッドの広さやヘッドクリアランスにゆとりを持たせている点が特徴だ。

ファミリー仕様の王道レイアウトを採用

インテリアは、センターに対面ダイネットを配置し、その横にキッチン、電子レンジ、冷蔵庫を備える。ダイネットの裏側にはマルチルームを設け、リアエンドには常設ベッドを配することで、ファミリー仕様としての使い勝手を重視した王道レイアウトを採用している。

各ベッドのサイズは、バンクベッドが1850mm×1800mm、リア常設ベッドが880mm×1900mm、テーブルを下げて背もたれマットを組み合わせることで完成するフロアベッドが900mm×1850mmと、それぞれゆとりを持たせた設計となっている。就寝人数は大人5名を想定しているが、さらに子どもが加わっても十分な広さを確保している。

電装系では、家庭用クーラー、電子レンジ、90Lの冷蔵庫、FFヒーターを標準装備。これらを安定して使用するための電源供給には、大容量バッテリー(12V 100Ah×4)、高出力オルタネーター(24V 90A)、ソーラーパネル(200W×4枚)を組み合わせたシステムを採用している。標準仕様でも十分な電力を確保しているが、さらにゆとりを求めるオーナー向けに、ソーラーパネル5枚仕様のオプションも用意されている。

ホワイトウッドのぬくもりを感じる内装

内装のカラーコーディネートには、ホワイトウッドの落ち着いた温かみのある色合いを採用し、車内全体に心地よい明るさをもたらしている。夜間には間接照明が効果的に機能し、高級感のある家具に反射する光が、大人のラグジュアリーな雰囲気を演出する仕上がりとなっている。

サクラは、快適性と居住性を重視したキャブコンでありながら、スムーズな走行性能も備えている。その徹底した作り込みにより、装備・走行性能ともに優れ、利便性をさらに高める工夫が随所に施されたワンランク上のモデルといえる。価格は1568万3640円(消費税込)からとなる。

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  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 1969年生まれ。某出版社でドレスアップ誌、チューニング誌の編集長を歴任。2006年に自動車・バイク専門の編集プロダクション株式会社バーニーズを設立。自動車専門誌をはじめ、チューニング、カスタム系、旧車、キャンピングカー、アウトドアに関する媒体を新たに立ち上げる。これまでの愛車は、セリカXX、スカイライン、AE86、AE92、シビック、スープラ、シルビア、180SX、ロードスター、RX-7、BMW850iなどなど。他にもセダン系、バン系、ミニバン系など数多くのクルマを乗り継いでいる。
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