まるで走る高級ホテル! フルコンバージョンキャンピングカーの魅力とは
移動中も快適な空間で過ごしたい——そんな夢を叶える究極のキャンピングカーが登場しました。「アドリア ソニック スプリーム 700 SL」は、キャビンを含めたすべてを独自に設計するフルコンバージョンモデルです。豪華なリビング、独立したシャワーとトイレ、電動昇降ベッドなど、細部にまでこだわった室内はまさに動く高級ホテル。欧州で高く評価されるこのモデルの魅力とは?
フルスクラッチで製造されるキャンピングカーの最高峰
2025年1月31日~2月3日に千葉県・幕張メッセで開催された「ジャパンキャンピングカーショー2025」で、ひときわ大きなブースを展開し、数多くのキャンピングカーを展示していたのが、スロベニアのアドリアモービルを輸入販売するデルタリンクである。
バンコンバージョンモデルはもちろん、キャンピングトレーラーや巨大なモーターホームまで、さまざまな車両が並んでいた。そのなかで注目したのが、既存のモデルをベースとせず、キャビンを含めたボディをすべて製作したフルコンバージョンモデル「ADRIA SONIC SUPREME 700 SL(アドリア ソニック スプリーム)」である。キャンピングカーのなかでも最高峰に位置する巨大なモデルだ。
欧米でモーターホームと呼ばれるだけあり、車体は大きく車内は豪華絢爛。しっかりとした家具も備わり、まるで巨大な家のような快適な空間が広がる。どのような装備を搭載しているのだろうか。
全長7.5mの巨大ボディに快適装備満載の内装
アドリア ソニック スプリーム 700 SLの諸元を確認すると、全長7480mm×全幅2320mm×全高2950mmとかなりの大型サイズである。エンジンやトランスミッションにはフィアット「デュカト」を採用。2.2L のディーゼルエンジンと9速ATを組み合わせた仕様となっており、定評のあるパワートレインが快適な移動を支えている。
車両側面のドアを開け、中に入るとまず目に飛び込んでくるのはダイニングスペース。テーブルとソファが設置され、出入り口脇にもソファを配置。さらに、運転席と助手席は回転式となっており、家族全員でテーブルを囲める仕様となっている。その後ろには広いシンク、3口コンロ、冷蔵庫、ガスオーブンを備えた本格的なキッチンが続く。
一般的にシャワーとトイレは同じスペースに配置されることが多いが、この車両ではそれぞれ独立しており、トイレも広々とした設計となっている。
まるで自宅のような快適なベッドルーム
後方には、車幅いっぱいのツインベッドを配置。中央の通路にマットを敷くことで、3人が就寝可能なフルサイズの巨大ベッドへと変化する。さらに運転席やダイニングの上部には電動昇降式のベッドが格納されており、これを下げることで大人2人が就寝可能な広いベッドが出現。通常のバンクベッドとは異なり、天井までの距離が確保されているため、より快適な空間となっている。
リアベッドの下は巨大な収納スペースとなっており、車体側面のハッチを開けることでアクセス可能。開口部も広く、自転車、スノーボード、カヤックなどの大型アイテムも収納できる。至れり尽くせりの巨大モーターホームであるが、気になる価格はオプション装着済みの展示車両で約2600万円とのことだ。