クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB

クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

  • TOP
  • CLASSIC
  • 彼女のルノー「ルーテシア ルノー・スポールV6」はミッドシップのモンスターマシン! 一目惚れで購入してからはや4年…サーキットでスピンも経験済み
CLASSIC
share:

彼女のルノー「ルーテシア ルノー・スポールV6」はミッドシップのモンスターマシン! 一目惚れで購入してからはや4年…サーキットでスピンも経験済み

投稿日:

TEXT: 小鮒康一(KOBUNA Koichi)  PHOTO: 宮越孝政(MIYAKOSHI Takamasa)

  • ルノー ルーテシア ルノー・スポール V6:この個体は2001年式の前期型
  • ルノー ルーテシア ルノー・スポール V6:3.0Lの排気量を持つV6エンジンをミッドシップに搭載
  • ルノー ルーテシア ルノー・スポール V6:オレンジの差し色が入ったMOMO製ステアリングに交換している
  • ルノー ルーテシア ルノー・スポール V6:本来エンジンが搭載されるハズもないリアシート部にV6エンジンを搭載している
  • ルノー ルーテシア ルノー・スポール V6:ルノー 5(サンク)に存在していた5ターボと同じ手法で作られたモデル
  • ルノー ルーテシア ルノー・スポール V6:ひと目惚れしたポイントのひとつが、過去オーナーが手がけたオレンジ色の挿し色
  • ルノー ルーテシア ルノー・スポール V6:ひと目惚れしたポイントのひとつが、過去オーナーが手がけたオレンジ色の挿し色
  • ルノー ルーテシア ルノー・スポール V6:明らかにノーマルとは異なるワイドなフェンダーが特徴
  • ルノー ルーテシア ルノー・スポール V6:存在感あるデビルマフラーを装着
  • ルノー ルーテシア ルノー・スポール V6:フロントフードの下にエンジンはなく、小物入れスペースとなっている
  • ルノー ルーテシア ルノー・スポール V6:カバーを取り外すと補器類の姿が
  • ルノー ルーテシア ルノー・スポール V6:クリオRSから乗り換えて4年になるという、オーナーの“しのえつ”さん
  • ルノー ルーテシア ルノー・スポール V6:一般的なハッチバックモデルをベースにミッドシップにエンジンを搭載したMRレイアウト

ひと目惚れで購入したミッドシップモデル

ホットハッチとしても知られるルノー「クリオ/ルーテシア」だが、そのなかでももっとも過激なモデルといえるのが、「ルノー・スポールV6」と呼ばれるモデルであることに異論がある人はいないでしょう。このリアシートにV6を搭載してミッドシップ化したホットモデルに乗るのは、なんと女性オーナーでした。

コンパクトハッチをMR化したモンスターマシン

ルノー・スポールV6は、車名のとおりコンパクトなクリオ/ルーテシアに3.0Lの排気量を持つV6エンジンを搭載したモデルなのだが、その搭載位置はフロントのエンジンベイではなく、なんと本来はリアシートが備わる位置である。

つまり一般的なハッチバックモデルをベースにミッドシップにエンジンを搭載したMRレイアウトのモンスターマシンというわけで、クリオ/ルーテシアの前身であるルノー「5(サンク)」に存在していた「5ターボ」と同じ手法で作られたモデルだったのである。

この現代版「5ターボ」ともいえるルノー・スポールV6が、2024年11月17日に静岡県立三ケ日青年の家マリーナ広場で開催されたクリオ(日本名ルーテシア)を愛するユーザーが一堂に会する「クリオミーティング」に姿を現した。

前オーナーによるオレンジの挿し色にひと目惚れ

そんな過激なモデルを駆るのは“しのえつ”さん。当時乗っていた「クリオRS」を修理に出した先でたまたま入荷していたこのルノ・ースポールV6にひと目惚れして購入し、すでに4年も愛用しているとのこと。

ひと目惚れしたポイントのひとつが、前オーナーが手がけたオレンジ色の挿し色。購入後にはスポーツモデルに似つかわしくないボテっとしたデザインの純正ステアリングから、オレンジの差し色が入った社外ステアリングに交換している。

“しのえつ”さんのルノー・スポールV6は2001年式の前期型となるが、テールランプは後期型に交換しており、明らかにノーマルとは異なるワイドなフェンダーと、存在感あるデビルマフラーが静かに主張するリアビューが、特にお気に入りのポイントだそうだ。

もてぎでは人生初のスピンも体験

メーカー謹製のミッドシップマシンではあるものの、本来エンジンが搭載されるハズもないリアシート部にV6エンジンを搭載しているため、車内が熱いのが玉にキズと話す“しのえつ”さんだが、モビリティリゾートもてぎでの体験走行で人生初のスピンを体験するなど、ルノースポールV6との生活を楽しんでいる。

今後は劣化が気になるリアショックの交換やショートストロークシフトの装着、そしてクリオミーティングの皆勤賞を目指して、今後もルノー・スポールV6を愛でていきたいと話してくれた。

ちなみにセカンドカーとしてホンダ「N-BOX」を所有しているそうで、そちらはお買い物マシンと思いきや、キャンプギアとして愛用しているとのこと。非常にアクティブにクルマライフを楽しんでいることが伝わってくるエピソードだった。

>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)

すべて表示

 

 

 

RECOMMEND

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

 

 

 

人気記事ランキング

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

AMW SPECIAL CONTENTS