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ホンダ「レジェンド」のカタログは3部構成の豪華仕様! ホンダ初の3ナンバー車は古い立体駐車場に入らなかった!?【カタログは語る】

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TEXT: 島崎 七生人(SHIMAZAKI Naoto)  PHOTO: 島崎七生人(SHIMAZAKI Naoto)

  • ホンダ レジェンド:2ドアハードトップには、革シートや天童木工製の本木目センターコンソールなどがあしらわれていた
  • ホンダ レジェンド:オーディオはダブルDINサイズを設定
  • ホンダ レジェンド:インテリアでは100%ウールのシート素材を使用
  • ホンダ レジェンド:エンジンは当初は2.5Lと2Lの1カム・4バルブのV6を搭載
  • ホンダ レジェンド:2ドアハードトップの登場を機に、レジェンド全車が4輪ダブルウイッシュボーンに改められた
  • ホンダ レジェンド:Cd値0.30という実にエレガントなスタイルのパーソナルカーだった
  • ホンダ レジェンド:入念な下塗り工程のほか、ホンダ車初の4コート4ベーク塗装も施された
  • ホンダ レジェンド:業務提携関係にあったイギリス・BL(ブリティッシュ・レイランド)との協同開発車だった
  • ホンダ レジェンド:1989年8月にデビューしたV6 Zi
  • ホンダ レジェンド:マニュアルの設定もあった
  • 縦横296mmサイズのカタログは、30ページのいわば写真編と、26ページのMECHANICAL NOTESと表紙に記された詳細解説編、さらにアクセサリーカタログの全3部構成だった
  • ホンダ レジェンド:初代レジェンドは、アコードよりも上級の位置づけとなるクルマだった
  • ホンダ レジェンド:1985年10月22日に登場した

2025年で40周年を迎えるホンダ「レジェンド」

1985年に登場した「レジェンド」は、ホンダ初のV型6気筒エンジンを搭載したフラッグシップモデルでした。5代目まで続きましたが、2021年に生産終了となり、36年間の幕を閉じました。ここでは初代の魅力をカタログで振り返ってみます。

ホンダ初の3ナンバー車だった

折りしも2025年で建て替えとなるホンダ青山本社ビルの竣工は1985年のことで、初代レジェンドが登場したのも、実はこの同じ年だった。記憶を辿れば、南青山に移る前の本社は神宮前(その前は八重洲だった)にあり、筆者はこの時にレジェンドの広報車を受け取りに出向いた。

だが、ホンダ初の3ナンバーボディのレジェンドが当時の古い設計の立体駐車場に入らず、広報部のどなたかが、車両管理会社の人に「表の駐車場に停めてありますから」と屋外の平場の駐車場に案内されたのだったと思う。

レジェンドはホンダ初の3ナンバー車だったため、そういうことが起こったのだった。ちなみにその神宮前のビルは後に京セラビルとなり、これもずいぶん前になるが、筆者はカメラのコンタックスG2のボディとレンズの修理で直接持ち込むべく、同ビルに出かけたことあった。最近、あの界隈をクルマで通ることがめっきり少なくなり、今はどうなっているのかまでは知らないのだが……。

プレス向けのカタログは61ページもあった!

ここから本題に入ると、初代レジェンドが登場したのは1985年10月22日のこと。当時のカタログは今から考えると実に立派なもので、縦横296mmサイズのそれは、30ページのいわば写真編と、26ページのMECHANICAL NOTESと表紙に記された詳細解説編、さらにアクセサリーカタログの全3部構成。

プレス向けには、同じサイズで表紙がビニールコートされたプレスインフォメーションも配られたが、こちらは何と61ページの大容量だった。まったくの新機種でホンダのフラッグシップとなるクルマだっただけに、力の入れようがいかばかりだったか容易に想像がつくが、発表会場も確か品川プリンスあたりの、然るべき場所だったと思う。

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