オーストラリアに持ち帰って乗り続けていく
1980年代のルノーらしさが残る直線的なデザインが随所に残っていて、フロントフェンダーやクラムシェル型のボンネットのラインがたまらなく好きなのだという。ホイールキャップも当時のルノーは名前がついており、これは「エナジー」というタイプで鉄ホイールなのにアルミのような雰囲気に見えるのもポイントだそうだ。
そして、ボンネットも1980年代ルノー車には多かった、逆アリゲーター式(逆開きタイプ)はこのモデルまでで、余計に可愛いようだ。さらに「Lutecia」のエンブレムバッジは、フェーズ1と2のみのロゴで、日本でも当然ながら希少だが、海外のユーザーからは「欲しい」という声が沢山あるそうだ。海外では車名が「Clio」なので、さらに興味深いアイテムなのだ。
そんなルノー愛に満ちている“Ken ob”さんだが、このルーテシアも近々オーストラリアに輸出して、かの地で乗り続ける予定だそうだ。車検もないので維持しやすく、持っている車種も「19」などルノーばかり。日本から今回持っていくクルマも含めて11台のルノー車を所持する“Ken ob”さんは、新旧ルノーを自分の車庫から出して、シャンゼリゼ通りの路駐を再現することが何よりも至福の時間だそうだ。
>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)