見て、参加して、一緒に盛り上がる。マツダファン大歓喜のコンテンツが満載
マツダファン必見のイベント「MAZDA FAN FESTA」。2025年度もすでに3会場でのイベントが告知されていますが、2024年度に開催された「MAZDA FAN FESTA 2024 IN OKAYAMA」を振り返ります。これを見たら、2025年の各会場に遊びに行きたくなること間違いなしです。
マツダの全ての魅力を楽しめる、さまざまなコンテンツが満載
ファンとの交流を目的に、デモランやトークショー、キッズ向け参加型コンテンツなど、さまざまな内容を詰め込んだメーカー主導の国内最大級イベントが、「MAZDA FAN FESTA」だ。
2012年に岡山国際サーキットで開催したのをきっかけに毎年定例化された。2020年、2021年とコロナ禍で中止されたが、2023年には開催地を2カ所に拡大。さらに2024年度はスポーツランドSUGO、富士スピードウェイ、岡山国際サーキットで開催された。2025年も2024年に続いた同じ3会場での開催が正式に発表されている。
今回は、2024年11月9日~10日に岡山県の岡山国際サーキットで開催された「MAZDA FAN FESTA 2024 IN OKAYAMA」の模様を紹介する。開催された各コンテンツの内容に触れ、2025年の開催に向けてのボルテージを上げていただきたい。
ロータリーサウンドを轟かせた名車のデモランに狂喜乱舞
岡山国際サーキットでのイベントで最も印象的だったのは、やはりロータリーエンジンを搭載したレースカーによるデモランだ。全マツダ・オーナーズクラブ連合レースカー部有志によるデモランでは、当時のレース参戦車やその時代の車両を再現したマシンが参加した。「サバンナRX-3」や歴代「RX-7」が並んだピットガレージは、暖機運転の時点でロータリーサウンドと舞い上がる白煙に、大勢のファンがデモラン走行前から大興奮だった。
さらに、1991年に日本車として初めてル・マン24時間レースで総合優勝を成し遂げた「787B」も登場。ドライバーはミスター ル・マンと呼ばれた寺田陽次郎氏が務めたこともあり、コースの各所にファンが立ち並び、甲高く特徴ある4ローターのサウンドに酔いしれた。
このデモランの最中に大型バスで一緒にサーキットを周回するというバスツアーも実施され、事前予約制の有料イベントだったが大人気だった。自分達が乗るバスの真横を787Bが駆け抜けていくという体験は、このイベントでしか得られないもの。デモランとして走行を重ねる姿をコースの外から見てもらうだけではなく、このような形でコースの中から一体感を得られる内容が大人気だった理由はよく理解できる。