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寺田陽次郎が「787B」をロータリーサウンドを轟かせながらドライブ!「MAZDA FAN FESTA 2024 IN OKAYAMA」を振り返る

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TEXT: 酒寄俊幸(SAKAYORI Toshiyuki/gasgraphix)  PHOTO: 酒寄俊幸(ガスグラフィックス)

  • 全マツダ・オーナーズクラブ連合レースカー部有志によるデモランは、懐かしの名車や希少車も登場
  • 岡山国際サーキットで開催されたMAZDA FAN FESTA 2024 IN OKAYAMAは好天に恵まれた
  • サーキット体験イベントにも、たくさんのマツダ車ユーザーが参加
  • 参加型モータースポーツとして、サーキットトライアルやロードスター・パーティレース、マツ耐も実施されたため、パドックにはさまざまなマツダ車が並んだ
  • 展示されたマツダ 787Bの周りには、たくさんのマツダロータリーファンが集結
  • デモランを披露したマツダ 787Bの202号車
  • 有料による事前予約制だったが受付終了になるほど大人気だったサーキットバスツアー。マツダ 787Bが駆け抜ける姿を同じコース上から体験できた人は、一生の思い出になったはず
  • マツダ ロードスター生誕35周年を記念して、NAからNDまで、歴代4車種も勢ぞろい。2代目NBは、10周年記念時の参加者がサインを施した思い出深いクルマ
  • マツダ コスモスポーツもサーキットを疾走
  • 希少なマツダ ファミリアのレースカーも参加
  • ナンバー付きのマツダ車で2時間30分を給油無しで戦うマツダファン・エンデュランス、通称“マツ耐”も実施
  • このシーンだけを見ると、まるで当時のサーキットかのような雰囲気で溢れていた
  • マツダ MX-5ミアータが、リンカーン・ウィデット選手の愛車。土曜日のドリフトデモパフォーマンスはマシントラブルによりお披露目できず。残念!
  • じつは最高出力800psを発生する6ローター搭載。この日のイベントがマツダ MX-5ミアータのシェイクダウンでもあった
  • 車両開発に実際に使用する粘土を使ったクレイモデラー体験は、他では得られない貴重なコンテンツだ
  • マツダを代表するプロレーシングドライバーと言えば、ミスタール・マンこと寺田陽次郎氏。トークショーは大盛況
  • 2024年MAZDA SPIRIT RACINGのドライバーを務めた、井尻薫選手、関豊選手、堤優威選手、坂口良平選手。チーム代表前田育男氏のトークショーも実施
  • マツダ車を愛する世界的に有名なドリフトドライバー、マッド・マイク選手の息子のリンカーン・ウィデット選手も来場
  • 軽井沢ミーティング 2024に参加した歴代ロードスターオーナーによる、生誕35周年を祝うコメントも展示
  • キッズ向けプログラムのひとつとして用意された電動RCカー走行体験
  • ロードスターVR体験では、マツダ ND型ロードスターのボディを透かして、サスペンションといった走行中の内部のメカの動きをバーチャル体験できる
  • 発売されたばかりのマツダ CX-80も展示されていた
  • グランドスタンド裏では、関連企業やショップのブース出展もあった
  • 光を透過することで車内を明るくする電動ホワイトキャンバストップが設定されていたマツダ 2代目デミオ コージー
  • さまざまな体験型コンテンツはどれも大人気。気になるイベントは早め参加がマスト!
  • さまざまな体験型コンテンツはどれも大人気。気になるイベントは早め参加がマスト!
  • マツダ ロードスターやCX-60が描かれたアクリル製の鶴
  • 体験型コンテンツが盛りだくさんだったマツダファンフェスタ2024。2025年度の各イベントも多くのファンが集まるに違いない
  • マツダ サバンナRX-3のレースカーもロータリーサウンドを轟かせた
  • 日本だけではなく、世界中のモータースポーツファンが熱狂する、マツダ 787Bの55号車のデモラン

見て、参加して、一緒に盛り上がる。マツダファン大歓喜のコンテンツが満載

マツダファン必見のイベント「MAZDA FAN FESTA」。2025年度もすでに3会場でのイベントが告知されていますが、2024年度に開催された「MAZDA FAN FESTA 2024 IN OKAYAMA」を振り返ります。これを見たら、2025年の各会場に遊びに行きたくなること間違いなしです。

マツダの全ての魅力を楽しめる、さまざまなコンテンツが満載

ファンとの交流を目的に、デモランやトークショー、キッズ向け参加型コンテンツなど、さまざまな内容を詰め込んだメーカー主導の国内最大級イベントが、「MAZDA FAN FESTA」だ。

2012年に岡山国際サーキットで開催したのをきっかけに毎年定例化された。2020年、2021年とコロナ禍で中止されたが、2023年には開催地を2カ所に拡大。さらに2024年度はスポーツランドSUGO、富士スピードウェイ、岡山国際サーキットで開催された。2025年も2024年に続いた同じ3会場での開催が正式に発表されている。

今回は、2024年11月9日~10日に岡山県の岡山国際サーキットで開催された「MAZDA FAN FESTA 2024 IN OKAYAMA」の模様を紹介する。開催された各コンテンツの内容に触れ、2025年の開催に向けてのボルテージを上げていただきたい。

ロータリーサウンドを轟かせた名車のデモランに狂喜乱舞

岡山国際サーキットでのイベントで最も印象的だったのは、やはりロータリーエンジンを搭載したレースカーによるデモランだ。全マツダ・オーナーズクラブ連合レースカー部有志によるデモランでは、当時のレース参戦車やその時代の車両を再現したマシンが参加した。「サバンナRX-3」や歴代「RX-7」が並んだピットガレージは、暖機運転の時点でロータリーサウンドと舞い上がる白煙に、大勢のファンがデモラン走行前から大興奮だった。

さらに、1991年に日本車として初めてル・マン24時間レースで総合優勝を成し遂げた「787B」も登場。ドライバーはミスター ル・マンと呼ばれた寺田陽次郎氏が務めたこともあり、コースの各所にファンが立ち並び、甲高く特徴ある4ローターのサウンドに酔いしれた。

このデモランの最中に大型バスで一緒にサーキットを周回するというバスツアーも実施され、事前予約制の有料イベントだったが大人気だった。自分達が乗るバスの真横を787Bが駆け抜けていくという体験は、このイベントでしか得られないもの。デモランとして走行を重ねる姿をコースの外から見てもらうだけではなく、このような形でコースの中から一体感を得られる内容が大人気だった理由はよく理解できる。

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